トレマーズ コールドヘル
シリーズ6作目。評価したいのは、1作目と地続きの世界の話を未だに保っているところ。そして、過去作の人たちに言及したり、その子供が出てきたり、バートが活躍するところ(笑)。
―2017年製作 米 98分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:巨大な地底生物グラボイズとハンターたちの死闘を描く人気シリーズ「トレマーズ」の第6作。北極圏カナダの氷上で人間がモンスターに襲われたとの情報を得たバート・ガンマーは、相棒トラビスとともに現地へと向かう。そこには謎の組織の極秘施設があり、バートはモンスターを兵器化する実験をしているのではないかと考える。やがて彼らの前に、地中からも空中からもモンスターたちが襲いかかり……。シリーズ全作でバート役を演じるマイケル・グロスが主演を務め、前作「トレマーズ ブラッドライン」のドン・マイケル・ポールが引き続きメガホンをとった。(映画.com)
あらすじ:人気モンスターパニックアクションシリーズ第6弾。モンスター出現の情報を得て相棒・トラヴィスと共にカナダへ向かったバート。そこでモンスターを兵器化する実験が行われているのではないかと疑う彼らに、地中や空中からモンスターが襲い掛かり…。(TSUTAYA)
監督:ドン・マイケル・ポール
出演:マイケル・グロス/ジェイミー・ケネディ/タニヤ・バン・グラーン/ジェイミー=リー・マネー
ネタバレ感想
未だに新作が作られていたとは知らなかった。5作目まで鑑賞済みだが、3と5についてはほとんど記憶に残っていない。4が記憶に残っているのは、バート血筋の過去の話という部分が印象的だから。2作目をちゃんと覚えているのは、1作目の主役の一人、アール(フレッド・ウォード)が主人公だから。
で、3作目(4は過去の話)以降はバートが主役になるわけだが、今作ではさすがに歳を食ったなぁという外見であった。そらぁそうだよな。1作目が出てから、あと数年で30年。1作目のバル(だったはず)の娘が登場するくらい年月が過ぎているわけだし。
で、肝心の内容なんだけど、普通だなぁ。こんだけ続けちゃったら、怪物に新種を誕生させるか、新しい能力を付与するくらいしか、見せられるもんがないだろうからね。という意味で本作には、さほど新しい能力的なものは見られないし、犠牲者もそれほど多く出ないから、グラボイズの強敵感があまり伝わってこなかった。
今作はそれよりも、グラボイズと戦い続けてきたバートが次世代にハンターの役を継承するまでの過程を描いた物語であり、彼と1作目以降の周辺人物のつながりを示しつつ、彼の送ってきた人生の軌跡をまとめにきている印象を受けた。
とはいえ、彼は引退せずにまだハンターを続けるんだろうけど(笑)。
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