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映画『セキュリティ』ネタバレ感想 アントニオ・バンデラス主演とか懐かしい

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バンデラス主演の映画って久しぶりに観た。最近はあんまパッとしない印象だが、細々と活躍してはいるようだ。話の内容は目新しい感じはないけど、暇つぶしに観るには悪くないアクション作品だった。ネタバレ少し。

―2017年公開 米 92分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」のアントニオ・バンデラス主演のアクション。失業中の元軍人エディは、ショッピングモールの夜間警備の職に就く。その勤務初日、一人の少女が深夜のモールに逃げ込んでくる。彼女はある犯罪組織に追われていた。出演は、「シンドラーのリスト」のベン・キングスレー、「トランスポーター イグニション」のガブリエラ・ライト、「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」のチャド・リンドバーグ、「ザ・ヘラクレス」のリアム・マッキンタイア、「アイアン・フィスト」のカン・リー。監督は、「バイオレンス・マックス」のアラン・デロシェール。未体験ゾーンの映画たち 2017で上映。(KINENOTE)

あらすじ:失業していた元軍人のエディ(アントニオ・バンデラス)は、運よくショッピングモールの夜間警備の仕事を見つける。勤務初日、深夜のモールに一人の少女が逃げ込んでくる。すぐに少女の父親だと名乗る男がやってくるが、様子がおかしいことに気づく。実は少女は両親をある犯罪組織に殺され、目撃者として裁判で証言をする予定だった。その前日に、犯罪組織が少女を襲ったのだ。武装した男たちが次々とモールに侵入し、外部との通信も遮断される。エディは今日会ったばかりの同僚たちと共に少女を守り、犯罪組織と闘うことに……。(KINENOTE)

監督:アラン・デロシェール
出演:アントニオ・バンデラス/ベン・キングスレー/ガブリエラ・ライト/チャド・リンドバーグ/リアム・マッキンタイア/カン・リー/キャサリン・デ・ラ・ローシャ

ネタバレ少し感想

特筆すべきよい点は別にないけども、こき下ろしたくなるほど酷いところもない、普通の作品と思った。それを踏まえたうえで、突っ込みたいところをいくつか。

バンデラスが守る少女を追ってくる武装集団は、どっかのギャングに雇われたプロらしい。にしては、バンデラス以外の素人相手にもけっこうやられていて、あんまりプロって感じがしないし、恐ろしさもなかったなぁ。

だって、5~6人のチームが、警備員一人と銃撃戦になってんのに、かなりいい勝負してんだもん。それはさすがにないわーと思わざるを得ない。序盤でFBIを相手にしてたのと同じようなやり方をすれば、あっという間に警備員一人ぐらい倒せたと思うんだけど。なんであんな接戦してたんだろうか。

あと、主人公側の女性が出てきたが、彼女のキャラがなんだよくわからんうちに、物語中からいなくなっちゃう。死んじゃったのかどうなのかも詳しく触れられてないような。警備員のボスは被弾してたのになぜか生き残っているし。

て、考えると、主人公側のキャラづけがけっこう弱い。特にバンデラスは元軍人だったのに、どうしてあそこまで落ちぶれてしまったのか、よくわからんし、家族との関係もなんだか中途半端すぎるような…。あと、すごいゴメンだけど、少女役の女の子、ラスト病院のシーンでの彼女は、小柄なオバサンにしか見えなかった。老けすぎではないか(笑)。

でもまぁ、この映画を10代の頃に観ていれば、もっと楽しめたんではないかと思うような内容だった。当時はこのレベルのアクション作品を洋画劇場とかでたくさん鑑賞して、それなりに面白がってたわけだから。

ちなみに、ネットフリックスで、字幕を出しつつの吹き替えで鑑賞した。こういう鑑賞の仕方をすると気づくのは、字幕と吹き替えは別物ってくらいに訳し方が異なることもあるってことだ。まぁそれは仕方ないことだ。むしろ、英語を学んでいるつもりになれば、いいわけで。

でも、大尉と大佐の区別くらいはつけてほしいと思った。つまり、この映画のバンデラスは退役軍人らしく、その階級が、字幕だと大尉。吹き替えだと大佐となっていた。階級差けっこうあるよ、こういうミスによる間違いは、できるだけなくしたほうがいいと思うんだけどな。

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