フリー・ファイヤー
予告が面白そうだったので鑑賞してきた。銃撃戦に突入してからは劇的な展開があるわけでもなく、登場人物が淡々と撃ち合いをしている感じ。眠たい映画でした。ネタバレあり。
―2017年 英=仏 90分―
解説:マーティン・スコセッシ製作総指揮、「ルーム」のブリー・ラーソン主演で2016年トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞したアクション。銃の取引のため2組のギャングが場末の倉庫に集まる。しかし交渉がこじれ、突如銃撃戦となる。監督は、「ハイ・ライズ」のベン・ウィートリー。出演は、「第9地区」のシャールト・コプリー、「インセプション」のキリアン・マーフィ、「コードネーム U.N.C.L.E.」のアーミー・ハマー、「シング・ストリート 未来へのうた」のジャック・レイナー、「マレフィセント」のサム・ライリー。(KINENOTE)
あらすじ:ある場末の倉庫で、銃の取引のために2組のギャングが集まっている。しかし、ある揉め事から交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦が始まる。全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るのは……。(KINENOTE)
監督:ベン・ウィートリー
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
出演:ブリー・ラーソン/シャールト・コプリー/キリアン・マーフィ/アーミー・ハマー/ジャック・レイナー/サム・ライリー
眠くなってくる銃撃戦
90分にしては長く感じる眠たい映画でした。銃撃戦は弾丸の発射音や跳弾の音まで耳に入ってきて迫力はあるんだけど、いかんせんみんな這いつくばって動くもんだから動きが鈍い。しかも戦闘の舞台が倉庫内だけなんで、同じようなところをみんなしてモゾモゾと芋虫みたいに動きながら打ち合っているだけで飽きてくるのだ。
じゃあそれを補うストーリー性があるのかっていうと、ない。バカバカしい理由で撃ち合いになって、バカバカしい戦いが続いてほぼ全員死んで劇終。最後のシーンもなんかねぇ。
それぞれのキャラがどういう人間なのか、銃撃戦が始まる前にある程度の特徴はわかるものの、感情移入したくなるほど深く描かれていないので、誰が生きようが死のうがどうでもいい。強いていうなら、撃ち合いの発端となったアホ2人は死んでほしいと思ったが、その辺はきちんと死んでくれるので安心した。
冒頭、監督から観客へのメッセージが映る。それによると、人間てのは撃たれてもそうそうは死なないらしい。そこを描きたかった的なことであった。確かに急所外れて撃たれた人たちはなかなかしぶとく生き残ってはいましたな。
だけどそれがなんだっていうのか。よくわからん映画だった。銃撃戦だけで魅せる内容にしたかったんだろうか。仮にそうだとしたら失敗のような気がする。
銃撃戦がすごい映画↓
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