2010年代の作品

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映画

映画『孤狼の血』ネタバレ感想 警察小説的な仁義なき戦い

『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』などの白石和彌監督のノワール作品。なかなか満足できました。ところどころにナレーションが入るところなんて、『仁義なき戦い』みたい。舞台も広島だし、昭和の雰囲気もよく出ているなと思った。調べてみたら、原作者が『仁義なき戦いの』の大ファンなようで、だからこそ、こうした作品になるのもうなずける(原作は未読だけど)。ネタバレあり。
アクション

映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』ネタバレなし感想 キングコングの続編?

この作品のもとになったゲームに、ほんの少しだけ思い入れがあるので、鑑賞してきた。感想は、ドウェイン・ジョンソンの映画だなぁという感じ。ネタバレなし。 ―2018年公開 米 107分―
映画

映画『ATM』ネタバレ感想 ラストまで犯人の計画のために動いてる

それなりに先が気になる展開ではあるが、さほどハラハラドキドキするようなシーンもないので、最後まで観られない人もいるかも。俺は犯行におよんでいる犯人の動機が気になったので最後まで観られた。そして鑑賞直後、あのオチなら観なくてもよかったかなと思った(笑)。ネタバレあり。 ―2012年公開 米 90分―
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バイオレンス・クライム

映画『獣道(2017)』ネタバレなし感想 実話をもとにした青春ドラマ

地方都市に生きる若者たちを描いた青春映画。まったく爽やかな内容ではなく、行き場も居場所もない若者たちが自暴自棄的に生きる姿が描かれ、切実な何かを感じさせる内容の作品であった。地方都市の現状だけでなく、格差の広がる日本の現在を垣間見せてくれる。では格差を是正するためにはどんな社会になればいいのか。ネタバレはないです。 ―2017年公開 日=英 94分―
韓国映画

映画『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』ネタバレなし感想

野心家のジェホと頭の切れるヒョンスの絆を描いた友情・愛憎物語であり、信頼と裏切りの物語。期待通りに楽しませてくれる暴力映画であった。韓国のノワール作品は毎年のように質が高いものが量産されてて、本当にすばらしい。ネタバレなし ―2018年公開 韓 120分―
映画

映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』ネタバレ感想 風刺のきいたコメディ作品?

ソフィスティケイトされた生活を送っているように見える、キュレイターのクリスティアン。彼が現代アートを展示する美術館で、慈善的かつ道徳的芸術性があると信じる展示会を企画・開催しようとしていたら、その自分の生き様が全く洗練されておらず、慈善的かつ道徳的精神の持ち主でもなかったことに気付いていく風刺のきいたコメディ作品…だと思った。ネタバレあり。 ―2018年公開 瑞・独・仏・丁 151分―
映画

映画『君の名前で僕を呼んで』ネタバレ感想 エリオの青春物語

冒頭から中盤まで、80年代のイタリアで悠々自適な生活をする教授一家の羨ましい生活に引き込まれる。読書して飯を食って、泳ぎたいときに泳ぐ。自然に囲まれたエリオたちの暮らしに羨望を感じる。しかし、それ以降、彼の想いが成就されてからは少しだるい。でも、ラストの親父の言葉は、同性愛者だけでなく誰にも当てはまる内容になってて、そこがいい。ネタバレあり。 ―2018年公開 伊・仏・伯・米 132分―
映画

映画『ザ・モンスター』ネタバレ感想 母娘の成長を描いたモンスターパニック

ザ・モンスター(2016)軽く幼児虐待していた様子すらあるダメ人間な母親が、娘を元夫に引き渡すことになった別れの日に、娘を乗せて森の中を車で走っていたら、謎のモンスターに襲われるはめに。モンスターから身を守る行為の中で、彼女は母親として成長...
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