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映画 CHAOSカオス(2005) ネタバレ感想 ジェイソンステイサムVSウェズリースナイプス

カオス
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CHAOSカオス(2005)

停職処分中の刑事が銀行強盗逮捕のため現場に復帰。新人刑事を相棒にして敵を追い詰めていくのだが…。ジェイソンステイサム、ウェズリースナイプス、ライアンフィリップスなど豪華なキャストだが何かが物足りない普通作品。ネタバレあり。

―2006年公開 加=英=米 107分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:銀行を襲撃し逃げ場を失った強盗団リーダーと交渉にあたる刑事がしのぎを削りあう、スリリングなサスペンス・アクション。監督は「Uボート 最後の決断」のトニー・ギグリオ。出演は「トランスポーター」シリーズのジェイスン・ステイサム、「ブレイド」シリーズのウェズリー・スナイプス、「クラッシュ」のライアン・フィリップ。(KINENOTE)

あらすじ:武装した黒づくめの5人の強盗団がシアトル・グローバル銀行を襲撃した。従業員らを人質に立てこもる彼らだが、警官隊が到着、完全に包囲されてしまう。冷静沈着なリーダー、ローレンツ(ウェズリー・スナイブス)は警察に対し、交渉人として、以前パール橋事件で人質を死なせてしまい謹慎処分中であるコナーズ刑事(ジェイスン・ステイサム)を指名。コナーズの上司であるジェンキンス(ヘンリー・ツェーニー)は、謹慎を解く代わりに新人のデッカー(ライアン・フィリップ)を組ませることを提案。早速交渉を始めるコナーズに対し、ローレンツは“混沌<カオス>の中にも秩序はある”という謎めいた言葉を発した。コナーズは慎重に銀行に乗り込もうと計画。だが、SWATチームの身勝手な行動から予定外の爆破が起きる。人質の大半は混乱の中から救助されたが、強盗たちは逃亡。不思議なことに、銀行からは何も盗まれなかった。コナーズはTVカメラマンが撮影したテープをチェックし、過去に犯罪歴のあるリチャーズ(タイ・オルソン)の姿を発見。デッカーは銃撃戦の末、リチャーズを逮捕する。その際、別の事件で押収され署の証拠保管室にあるべき5万ドルを発見し、コナーズは警察に内通者がいると推理する。その後、2人が容疑者である汚職刑事カーロ(ジョン・カッシーニ)の自宅へ行くと、彼は殺害されていた。そこに、「お前はクビを免れた。俺が罰する」という、ローレンツからコナーズへ挑戦状が叩きつけられる。さらに、ローレンツのもとに共犯者が集まるというリチャーズの情報を得たコナーズとデッカーに、大きな罠が襲い掛かる。そして、強盗団の真の目的とローレンツの正体が徐々に明らかになる……。(KINENOTE)

監督・脚本:トニー・ジグリオ
出演:ジェイソン・ステイサム/ライアン・フィリップ/ウェズリー・スナイプス/ジャスティーン・ワデル

ネタバレ感想

U-Nextで見つけて鑑賞。冒頭に書いた通り、キャストが豪華なんだけど、全然知らない作品だった。大して話題にも出てこないわけだから、そんなに面白くないんだろうなぁと思って観てみると…うん、まぁこんなもんだよねぇという感想。

まず、ステイサムがメチャクチャ暴れる内容ってわけでもないから、そこを期待すると肩透かし。サスペンス仕立てで話が展開して、知能犯のウェズリースナイプス相手にステイサムとライアンはてんやわんやするわけだが、これまたその謎解きがそんなに面白くない。

物語途中、唐突にステイサムが死んだことになっちゃって、ライアンが捜査を一人で頑張るんだけど、あの唐突な退場には何かあるんだろうなと思ってたら、やっぱりそうかっていうラスト。ウェズリーは冒頭の人質射殺事件の張本人で、ステイサムの相棒だったのだ! というのが最初のネタバレなんだけど、最初っから相棒がいたのは判明してるのに姿が出てこないから、どうせウェズリーがその人物なんだろって思ってたら、本当にそうなんだから、驚きも糞もない。

で、そのウェズリーが犯人で、ステイサムが途中で無理のある退場の仕方してるってことは、彼もグルに決まってるわけで、案の定やっぱグルだったという。なんだよそれ。しかもステイサム不敵な笑みを浮かべて勝ち逃げして物語は終わりという。アホか。

思わせぶりにカオス理論とか出してきてるけど、なんか物語にそれが有機的に絡まってるように見えないのは俺の頭が悪いからってのは仕方ないとして、後付けでステイサムが「よく本を読んでいた」と以前、彼と付き合ってた経験のある女性刑事に言わせてるとこなんて後出し感ありすぎだし、それをヒントにライアンがステイサムも犯人だと結びつけるラストの展開もなんだかなぁ。

ライアンと言えば、彼の父も警官で、仲間たちから英雄だ何だって言われてたけど、そのライアンのバックボーンはさほど物語に影響をしてなくて、経歴だけが宙ぶらりん。本来ステイサムがやりそうなバイクアクションやガンアクションをライアンが頑張ってるのはいいとして、スーツ姿でバイク乗ると本当にダサいんだなぁということに、この映画を見てて初めて気付いた(笑)。

てなことで、なんだか非常にもったいない作品。こき下ろすほどつまらないわけでもないが、こうして書いてみると文句ばっかりだ。

あと、女性刑事、ちょい役のチンピラ・リチャーズの恋人、ラストのほうのダイナーのウェイトレスとか、みんな似たような顔の美人さんで、それはこの監督の好みだったんだろうか(笑)。

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公開当時に劇場で鑑賞したときに、笑いを押し殺すのに難儀したシーンがある。それはジェイソン・ステイサムが日本語を話すシーンだ。マジで笑えるのでそこだけでも観る価値はある。仮に、そこで笑えなくてもそれなりに楽しめる作品だとは思う。ネタバレあり。 ―2007年公開 米 103分―
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