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映画『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』ネタバレなし感想

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名もなき野良犬の輪舞(ロンド)

野心家のジェホと頭の切れるヒョンスの絆を描いた友情・愛憎物語であり、信頼と裏切りの物語。期待通りに楽しませてくれる暴力映画であった。韓国のノワール作品は毎年のように質が高いものが量産されてて、本当にすばらしい。ネタバレなし

―2018年公開 韓 120分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:54回大鐘賞など韓国国内で数々の映画賞を席巻したハードボイルド。野心的なジェホは、刑務所内で新入りのヒョンスと出会う。ヒョンスがジェホの窮地を救ったことをきっかけに信頼で結ばれた2人は出所後、手を組んで犯罪組織を乗っ取ろうとするが……。出演は「殺人者の記憶法」のソル・ギョング、「ワンライン/5人の詐欺師たち」のイム・シワン。監督は「マイPSパートナー」のビョン・ソンヒョン。(KINENOTE)

あらすじ:刑務所。犯罪組織でナンバー1に成り上がる野心を抱く受刑者のジェホ(ソル・ギョング)は、新たに入所してきた野心的なヒョンス(イム・シワン)と出会う。それまで一度として他人を信じたことのなかったジェホだが、奇襲されたところをヒョンスに救われたことをきっかけに、2人はお互いを信頼し、一緒に働くことを誓い合う。やがて出所すると、2人はチームを組んで犯罪組織を乗っ取ろうとする。だが、次第に明らかになってゆくそれぞれの秘められた動機。信頼の下に潜む真実が姿を現す時、2人の関係は哀しみに彩られてゆく……(KINENOTE

監督:ビョン・ソンヒョン
脚本:ビョン・ソンヒョン/キム・ミンス
出演:ソル・ギョング/イム・シワン/チョン・ヘジン/キム・ヒウォン/イ・ギョンヨン

ネタバレなし感想

先日、同じく韓国映画の『犯罪都市』を鑑賞したけども、それと同等に楽しめる作品であった。韓国映画はこうしたノワールもので毎年のように質の高い作品を出し続けているところがすごい。すごいし、俺はこの手の映画が大好きなので、非常にありがたいのである。

冒頭の、港でコ・常務がある男と会話をしているシーン。あの食事シーンから射殺までの流れを観て、非常にわくわくしたし、「この映画はきっと面白いに違いない」と思わされた。

格闘シーンについては、先の『犯罪都市』のほうが個人的には迫力があって好きだが、煮えたぎった油みたいのを相手にぶっかける拷問シーンはなかなか新鮮(笑)。あともうひとつ珍しいと思ったのは、この映画では拳銃がけっこう活躍するのである。

※後日、『殺し屋1』を鑑賞してたら油をかける拷問シーンがあった。これよりも古い作品なので、けっこうポピュラーな拷問なのかも。

『犯罪都市』の記事でも言及したように、韓国の暴力映画で、拳銃が登場する作品って俺の鑑賞歴の中では、ほとんどないのだ。だから、この作品で銃撃シーンがあることに、韓国暴力映画というくくりの中に限定して言うのであれば、新鮮味があった。

ともかく、出てくる役者陣がみんな、一癖も二癖もあってよい。総じて顔面力が強いやつらばかりで、1回見れば次の登場時に「こいつ誰だっけ?」となるようなことがない。そのくらい各役者に、存在感があった。

韓国の潜入捜査ものと言えば、傑作の『新しき世界』があるけども、この作品もヒョンスがどちらの世界で生きようとしているのか最後までわからなくなっていて、そこもまた見所のひとつであろう。実に楽しめた。

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