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映画『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』ネタバレ感想 

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ロジャー・コーマン デス・レース 2050

アマゾンプライムでやってたので鑑賞。カルト作品として有名なオリジナルも、ジェイソン・ステイサムが出演したリメイク版も未見。なかなかぶっ飛んだ内容ではあったが、予想したほどエログロな内容ではなかった。ネタバレあり。

―2016年製作 米 93分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:“B級映画の帝王”ロジャー・コーマンが製作を手掛けたバイオレンスカーアクション。人口が増加の一途をたどる近未来。歩行者を轢き殺せばポイントになるという恐ろしいレースが開催される。「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェルほか出演。(KINENOTE)

あらすじ:人口が増え続けている近未来。そこには恐ろしいルールの凄まじいレースがあった。そのルールとは歩行者をひき殺せばポイントになるというもの。老若男女関係なく容赦なしに歩行者を引いていくレーサー達。そんな中、人気レーサーのサイボーグ、フランケンシュタイン(マヌー・ベネット)だけはまわりのレーサーとはどこか違っていた。 (映画.com)

監督・脚本:G・J・エクターンキャンプ
脚本:マット・ヤマシタ
製作総指揮:ジュリー・コーマン
製作:ロジャー・コーマン
出演:マヌー・ベネット/マルコム・マクダウェル/マーシー・ミラー

作品紹介と感想

作品の舞台となる近未来のアメリカは、科学技術の発達により機械が人間の代わりに労働してくれているそうで、なんと、失業率は99%以上。さらに、医療技術も発達して癌を克服しているらしく社会が高齢化しているそうだ。で、増えすぎた人口を減らすのが目的なのか何なのかわからんが、ハチャメチャルールの殺人レースが定期的に行われ、人気を博している。

で、このレースは人を轢き殺すとポイントが入るという、なかなか鬼畜設定なルールが。しかも、成人した大人よりも子どもを殺すとポイントが高く、高齢者を殺すとさらにポイントがアップする。これは倫理・道徳的にという意味もあるんだろうけど、高齢者を殺すほうが子どもよりポイントが高いのは、やっぱ人口を少しでも減らす意図がありそうである。

登場してくる人物は、まともな奴はほとんどいない。レーサーも、レースを運営する奴らも、レースを邪魔するレジスタンスも、レースを観戦している一般人も、全員イカレている。だから、何を考えているのかようわからん主人公のフランケンシュタインと、彼の運転する助手席に乗るアニーの2人は、そこそこまともな人間に見えるのである。

みどころ?

それにしてもまぁ、とにかくイイ意味でバカでアホな映画である。面白ポイントを挙げておくと、まずは全体的なつくりのチープさだろう。人間が吹っ飛んだり、胴体がちょん切れちゃうなどのグロ描写がそこそこあるんだけど、死体に全然リアリティがないのであまりグロさを感じない。

しかもその際の人体破壊描写のパターンが限られてて笑えるのである。上半身と下半身が真っ二つに割れて内臓飛び出るか、首が吹っ飛ぶか、手がちぎれて地面に転がる程度のもん(笑)。

その他、気持ちいいくらいな人種差別的発言が出てくるし、なぜかアジア、ヨーロッパ人はこの作品の舞台では滅びちゃっているらしい。それもイカレてるんだけど、アフリカ人だけでなく、オセアニアや南米やその他についてまったく言及されなかったのは、最初からなきものにしているからなのだろうか(笑)。

いずれにしても、高齢化の問題だの何だの、現代社会を風刺しつつ茶化している部分もある感じで、ところどころ笑える作品である。でも、逆にいうと、突っ込みを拒否するくらいに突き抜けている部分もあるので、鑑賞したB級映画の酷さを腐すことまでを楽しみにしている俺みたいな人間には、あまり向いてない映画のようにも思えた。つまり、全体を通しての感想としては、あんまり楽しめなかったのである。

グロ描写がすごいなと思った作品 ↓

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しかし、そうなると俺がいつも腐しているB級映画は、この映画以上に全編通して面白くないのに、わざわざ記事にして文句を言いたくなるという意味では、俺の評価を得ているのだという考え方もできる。

とはいえ、文句を言いたくなる酷いクオリティに対して評価しているのであって、作品そのものの質の高さを評価しているわけではないので、なんだかややこしい話だ(笑)。

関係ない話題なのでもうやめておくが、個人的にはもう少し考える余地のある問題に思えてきた(笑)。そこまで考えさせるとは、さすがコーマン先生が関わった作品である。

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