時間移動 映画『ターミネーター2』ネタバレ感想 疑似的な父と息子の物語 描かれる内容は前作の流れとほぼ同じであるが、ターミネーターが主人公の仲間になることと、襲ってくる新型が前作以上の戦闘力を有すること。破滅的な未来を招く要因となるある人物に接触を試みること――この3点の新要素を加えたことで、全く新しい話としての面白さを持つ作品に仕上がっている。ネタバレあり。 ―1991年公開 米 137分― 2018.06.15 時間移動アクションSF映画1990年代の作品
アクション 映画『エグゼクティブ・デシジョン』ネタバレ感想 セガールがいなくてよかった(笑) セガール扮するトラヴィス中佐は早々に退場する。この作品について必ず言及されるだろうことだが、セガールがすぐにいなくなるからこそ、この映画は、最後まで緊迫感溢れる良作になっていると言える。 2018.06.13 アクション映画パニック1990年代の作品
アクション 映画『プレデター2』ネタバレ感想 エイリアンの骨が出てきます ジャングルから大都会のLAに舞台を移してプレデターが暴れるシリーズ2作目。ダニー・グローヴァーの猪突猛進刑事ぶりがよい。なんたって、その鼻息荒い戦いぶりを見てプレデターたちに認められちゃうくらいだから。ネタバレあり。 ―1991年公開 米 108分― 2018.06.03 アクションSF映画異星人・怪物・UMA1990年代の作品
アクション 映画『ザ・グリード』ネタバレ感想 B級モンスターパニックの良作 よくできたB級モンスターパニック。主要人物たちのキャラ設定がよく、最後まで飽きずに楽しめる良作です。お次は何だ!? 若い頃に楽しんだ作品は高評価になりやすいもんだ。この作品は登場人物が全員アウトロー。それぞれのキャラがしっかりしていて、存在感がある。中でも主役級の2人がよい。 ネタバレあり。―1998年公開 米 107分― 2018.06.01 アクション映画パニック異星人・怪物・UMA1990年代の作品
映画 映画『ジョー・ブラックをよろしく』ネタバレ感想 死神との恋の結末は ラブロマンス映画。なかなかいい話だなーと思う。思います。だけどこれ、長すぎでしょ。こんなに長くする必要あったんだろうか。結末はなかなかわかりやすく、人間的すぎる死神に違和感を覚えるものの、愛情は大事だということは何となくメッセージとして伝わってくる。とはいえ”恋は理屈ではない”と屁理屈も言える。ネタバレあり。 ―1998年公開 米 181分― 2018.05.30 映画ファミリーロマンス1990年代の作品
バイオレンス・クライム 映画『カリートの道』ネタバレ感想 ラストに流れるエンディングテーマが切ない 数年に一度見たくなる作品。主人公、カリートの筋を通す生き方に、初見時は痺れたものだ。自分の生き方を「変えることができない」と語るシーンなんて素晴らしいと思うけど、その頑なさが彼を死地に向かわせることになる。ネタバレあり。 ―1994年公開 米 144分― 2018.05.07 バイオレンス・クライムアクション映画ロマンス1990年代の作品
バイオレンス・クライム 映画『フォーリング・ダウン』ネタバレ感想 本当の異常者どもが町に大勢いる 暴走野郎、Dフェンスがある日、何もかもどうでもよくなって暴走を始める話。自分では抑制しているつもり、当たり前のことをしているつもりでも、日常の言動そのものが実はすでに、異常であるかもしれない。と、考えるなら、みんな愚犯者であり、異常者なのだ。それに気付かせてくれる力を持つのが、この作品の良さである。ネタバレあり。 ―1993年 米 118分ー 2018.04.25 バイオレンス・クライムサスペンス・スリラー映画ヒューマン1990年代の作品
映画 映画『インディアン・ランナー』ネタバレ感想 今見てみると豪華なキャスト ショーン・ペン監督処女作にして傑作。彼の監督作だと『イントゥ・ザ・ワイルド』も悪くないけど、俺はこの作品が一番好き。セリフでの説明がほとんどないのに、兄弟の心情がとてもよく伝わってくるのだ。別離が必然とも思える兄弟の感情が、心に深く染み入ってくるすばらしい作品である。ネタバレあり。 ―1991年公開 米 127分― 2018.04.24 映画ヒューマンファミリー1990年代の作品