クズ人間

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映画

映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』ネタバレ感想 風刺のきいたコメディ作品?

ソフィスティケイトされた生活を送っているように見える、キュレイターのクリスティアン。彼が現代アートを展示する美術館で、慈善的かつ道徳的芸術性があると信じる展示会を企画・開催しようとしていたら、その自分の生き様が全く洗練されておらず、慈善的かつ道徳的精神の持ち主でもなかったことに気付いていく風刺のきいたコメディ作品…だと思った。ネタバレあり。 ―2018年公開 瑞・独・仏・丁 151分―
映画

映画『ザ・モンスター』ネタバレ感想 母娘の成長を描いたモンスターパニック

ザ・モンスター(2016)軽く幼児虐待していた様子すらあるダメ人間な母親が、娘を元夫に引き渡すことになった別れの日に、娘を乗せて森の中を車で走っていたら、謎のモンスターに襲われるはめに。モンスターから身を守る行為の中で、彼女は母親として成長...
SF

映画『フラットライナーズ』ネタバレ感想 臨死体験能力覚醒幻覚ホラー

前半の臨死体験から能力覚醒に至るまでの話は、淡々としているものの後の展開に期待を抱かせるので楽しめる。ところが、後半に入るとそれぞれが抱える過去に犯した罪の意識にさいなまれ、幽霊のように現れる幻覚に悩まされるホラーめいた話になっていき、何とも中途半端な印象。ネタバレあり。 ―2017年公開 米 110分―
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バイオレンス・クライム

映画『クロッシング・デイ』ネタバレ感想 イーサン・ホークはカッコいいけど…

監督の体験をもとにしたらしい犯罪映画。体験をもとにしたら面白いのか、というとそうでもないことがわかる残念作品であった。ともかく、ケチな犯罪を続ける主人公らに感情移入ができない内容。ネタバレあり。 ―2013年公開 米 100分―
映画

映画『ありふれた悪事』ネタバレなし感想 

このブログではしつこいほどこのセリフ言っているけど、韓国映画って、この手の内容の作品多いよね。20世紀後半から現在に至るまで、題材になりそうな事件がいっぱい起きてきたんだろうねぇ。ネタバレなし ―2017年公開 韓 121分―
アクション

映画『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』ネタバレ感想 おまえら全員死刑!

序盤は退屈。物語が転がり出してからは主人公の女性、ジェニファーが男たちの暴力にさらされるシーンが長めに続くのでなかなかつらい。中盤以降はタイトル通りの展開になっていくが、劇終しても特に溜飲が下がるわけではない。ネタバレあり。 ―2011年公開 米 106分―
善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう

映画『フェイク 我は神なり』ネタバレ感想 神の導きに翻弄される人々

フェイク 我は神なりなかなか苛烈な内容である。物語中の人物は自分で考えて判断している人間が少ないように見える。否、考えてはいるのだが、最終的な判断を、大きな存在(作中では神)の導きに求めようとするのだ。そうではない人間として行動しているのが...
バイオレンス・クライム

映画『そして友よ、静かに死ね』ネタバレ感想

実在したギャングの自叙伝をもとに製作された作品らしい。オリヴィエ・マルシャル監督らしく、非常に男汁満載のハードボイルドな内容である。にしても、友情に厚い男って考えようによっては、迷惑この上ないわな。カッコいいけど。ネタバレあり ―2012年公開 仏 102分―
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