映画 映画 勝手にふるえてろ ネタバレ感想 綿矢りさ原作のラブコメディ よくよく考えるとかなりウザいキャラでもある主人公だが、きちんと感情移入できるキャラとして描写しているのは、なかなかすごいと思う。それぞれの人間がそれぞれにクズな部分を有しながら、それでも関係を崩さずに日々を生きているという意味で、なかなかリアルな話でもある。ネタバレあり。 ―2017年公開 日 117分― 2018.07.31 映画ロマンス青春コメディ邦画2017年公開の映画2010年代の作品
時間移動 映画『ジャケット』ネタバレ感想 切ないラブロマンス型タイムリープ作品 この物語はラストに至る、切ないロマンスを強調したい話なんだろうね。確かに、ジャッキーに対するジャックの愛情の深さがわかるうえ、自分の思いが成就するどころか、自分とのロマンスすらなかったことになるあのラストは、切ない。だからこそ、いいのである。 2018.06.17 時間移動SF映画サスペンス・スリラーロマンス2000年代の作品
映画 映画『ジョー・ブラックをよろしく』ネタバレ感想 死神との恋の結末は ラブロマンス映画。なかなかいい話だなーと思う。思います。だけどこれ、長すぎでしょ。こんなに長くする必要あったんだろうか。結末はなかなかわかりやすく、人間的すぎる死神に違和感を覚えるものの、愛情は大事だということは何となくメッセージとして伝わってくる。とはいえ”恋は理屈ではない”と屁理屈も言える。ネタバレあり。 ―1998年公開 米 181分― 2018.05.30 映画ファミリーロマンス1990年代の作品
バイオレンス・クライム 映画『獣道(2017)』ネタバレなし感想 実話をもとにした青春ドラマ 地方都市に生きる若者たちを描いた青春映画。まったく爽やかな内容ではなく、行き場も居場所もない若者たちが自暴自棄的に生きる姿が描かれ、切実な何かを感じさせる内容の作品であった。地方都市の現状だけでなく、格差の広がる日本の現在を垣間見せてくれる。では格差を是正するためにはどんな社会になればいいのか。ネタバレはないです。 ―2017年公開 日=英 94分― 2018.05.16 バイオレンス・クライム映画ロマンス青春コメディ邦画2017年公開の映画2010年代の作品
映画 映画『君の名前で僕を呼んで』ネタバレ感想 エリオの青春物語 冒頭から中盤まで、80年代のイタリアで悠々自適な生活をする教授一家の羨ましい生活に引き込まれる。読書して飯を食って、泳ぎたいときに泳ぐ。自然に囲まれたエリオたちの暮らしに羨望を感じる。しかし、それ以降、彼の想いが成就されてからは少しだるい。でも、ラストの親父の言葉は、同性愛者だけでなく誰にも当てはまる内容になってて、そこがいい。ネタバレあり。 ―2018年公開 伊・仏・伯・米 132分― 2018.05.08 映画ヒューマンロマンス青春2018年公開の映画2010年代の作品
バイオレンス・クライム 映画『カリートの道』ネタバレ感想 ラストに流れるエンディングテーマが切ない 数年に一度見たくなる作品。主人公、カリートの筋を通す生き方に、初見時は痺れたものだ。自分の生き方を「変えることができない」と語るシーンなんて素晴らしいと思うけど、その頑なさが彼を死地に向かわせることになる。ネタバレあり。 ―1994年公開 米 144分― 2018.05.07 バイオレンス・クライムアクション映画ロマンス1990年代の作品
善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう 映画『ユリゴコロ』ネタバレ感想 好きならずっと一緒にいればいいのに ユリゴコロってのが何だったのか、最後までよくわからんかった。前半はなかなか楽しめるし先の展開が気になるものの、ラストに向かってどんどん失速してしまっているような印象の作品でした。ネタバレあり。 ―2017年公開 日 128分― 2018.04.15 善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう映画サスペンス・スリラーロマンス邦画2017年公開の映画2010年代の作品
バイオレンス・クライム 映画『トゥルー・ロマンス』ネタバレ感想 どいつもこいつもいかれてる! 毎年一回は鑑賞したくなる好きな作品。てことで今年も観てしまった。何でこんな好きなのかっていうと、冴えない男の願望成就映画だからだろうか。個人的にはタランティーノの脚本をいじったトニー・スコット監督のエンディングで満足している。ネタバレあり。 ―1994年公開 米 121分― 2018.02.28 バイオレンス・クライムアクション映画ロマンス青春1990年代の作品