映画 映画『百円の恋』「恋愛は人生の花である」と坂口安吾が言ってた 主人公の32歳の女性は、外に出たとしてもコンビニと家の往復くらい。目的もなくその日暮をしているのが冒頭でわかりやすく描かれている。自分で「女を捨てている」的なことを言ってたけど、あの自転車の乗り方とか見ると、確かに捨ててるなぁと思わされる。 2017.02.09 映画ヒューマンロマンススポーツ邦画2010年代の作品
映画 映画『天才マックスの世界』暴走少年、マッドマックスの青春!? とにかく腹立たしい野郎なんです、マックス君が。こいつ以上にムカつく主人公は『恐竜小僧(ジュラシック・ボーイ)』のあいつしかいない(笑)。面白いは面白いんです、不思議なことに。しかし、やたらと腹が立つ。とにかく鑑賞後に妙な座りの悪さを感じる映画でした。でも、けなしているわけではないです。 2017.02.08 映画コメディ1990年代の作品
映画 映画『御法度』結末 ネタバレ 衆道の嵐、吹き荒れちゃいます! この物語は衆道、つまり男色、いわゆる同性愛が話の筋。松田龍平の演じる加納惣三郎はマジで妖しいですよ。怖いですね、本当に。で、この作品のスゴイいところは、その方面にまったく興味を覚えない人間まで、惣三郎の持つ妖しい雰囲気に取り込まれそうになってゆくんです。もちろんみんな、それを否定したがる。作品を・・・ 2017.01.30 映画ヒューマンロマンス邦画1990年代の作品
時間移動 映画『バタフライ・エフェクト』与えられた場で覚悟して生きろ! 「切ないハッピーエンド」なんてコピーをどこかで見たが、確かにそれが当てはまっている。運命を変えようと力を尽くすよりもその宿命を受け入れ、「ありえないことなどない」という覚悟をすること、そして人生を肯定すること、存在を肯定することが大事なのである。 2017.01.29 時間移動SFサスペンス・スリラー映画ロマンス2000年代の作品
存在とかへの私的な疑問 映画『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』ネタバレ感想 真理などは絶対にない、というのが真理なんだ 素晴らしい作品。とにかく荒唐無稽でぶっ飛んでる。瞑想タンクとキノコの幻覚剤を使用して自分の中にある生命の根源の記憶を追体験する装置。そこに入るとすさまじいトリップ状態に陥り、自分の生まれる以前の細胞、遺伝子の記憶を見る旅が始まる。中盤からラストの展開にぐいぐい引き込まれる・・・ 2017.01.16 存在とかへの私的な疑問SFサスペンス・スリラー映画1980年代の作品
中国映画(香港・台湾ふくむ) レスリー・チャン 映画『欲望の翼』 『カルマ』 欲望の翼 ヨデイは養母レベッカに育てられ、自己の複雑な内面を持て余す青年、自分を足のない鳥にたとえ、飛び続ける人生を夢みる。彼は後にフィリピンを訪ねるが……。プレイボーイのヨデイに惑わされる身持ちの堅いサッカー競技場の売り子スーは警官タイド... 2017.01.11 中国映画(香港・台湾ふくむ)ホラー映画ヒューマンロマンス青春アジア映画(邦画のぞく)