バイオレンス・クライム 映画『わらの犬(1971)』ネタバレ感想 暴力的な田舎町 わらの犬(1971) サムペキンパー監督のバイオレンス作品。暴力的な土地から逃げた主人公らの引っ越した先も暴力的な土地だった。こんなんじゃ軽い気持ちで引っ越しもできねぇな、本当に。ネタバレあり。 ―1972年公開 米 115分― 解説とあら... 2018.07.25 バイオレンス・クライム映画1970年代とそれ以前の作品
バイオレンス・クライム 映画『アメリカン・サイコ』ネタバレ感想 殺人鬼ベイトマンの苦悩 優雅な生活をしているエリート会社員が実は、社会に適合できない殺人鬼という設定もいいし、シリアスな内容を描きつつ笑えるシーンもあり、エリート会社員やセレブの生活様式を風刺および、からっている痛快作品。 ―2001年公開 米 102分― 2018.07.14 バイオレンス・クライムサスペンス・スリラー映画コメディ2000年代の作品
映画 映画『スリー・ビルボード』ネタバレ感想 猪突猛進な母が、娘をレイプして殺したやつらを捕まえようとしない警察に業を煮やし、広告看板で警察をディス。地元の警察署長やその部下、広告業者らを巻き込みながら、それぞれの人物像が浮き彫りになっていく。ネタバレあり。 ―2018年公開 英=米 116分― 2018.06.26 映画サスペンス・スリラーヒューマン2018年公開の映画2010年代の作品
中国映画(香港・台湾ふくむ) 映画『MAD探偵 7人の容疑者 神探』ネタバレ感想 人の内面が見えちゃう狂人 多重人格ものを扱った中では、けっこう異色な内容である。なぜかというに、真相究明に活躍する人物がイカレちゃってるから(笑)。しかも、多重人格者の描写の仕方が非常に斬新。細部に突っ込みどころはあるものの、さすがジョニー・トー監督が共同監督の片割れを務めているだけはある。ネタバレあり。 ―2011年公開 香 89分― 2018.05.26 中国映画(香港・台湾ふくむ)バイオレンス・クライム映画サスペンス・スリラーアジア映画(邦画のぞく)2010年代の作品
雑談 雑談 酒で人に迷惑をかけてはいけません こないだ――と言っても昨年末の話だからもうだいぶ前なんだけど、ちょっと酷いめにあった。どんなめにあったかというと、ある人物に自宅を荒らされたうえ、全身傷だらけになったのである。なぜそんなことになったのかというバカ話。 2018.05.23 雑談
映画 映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』ネタバレ感想 風刺のきいたコメディ作品? ソフィスティケイトされた生活を送っているように見える、キュレイターのクリスティアン。彼が現代アートを展示する美術館で、慈善的かつ道徳的芸術性があると信じる展示会を企画・開催しようとしていたら、その自分の生き様が全く洗練されておらず、慈善的かつ道徳的精神の持ち主でもなかったことに気付いていく風刺のきいたコメディ作品…だと思った。ネタバレあり。 ―2018年公開 瑞・独・仏・丁 151分― 2018.05.09 映画ヒューマン2018年公開の映画2010年代の作品
映画 映画『君の名前で僕を呼んで』ネタバレ感想 エリオの青春物語 冒頭から中盤まで、80年代のイタリアで悠々自適な生活をする教授一家の羨ましい生活に引き込まれる。読書して飯を食って、泳ぎたいときに泳ぐ。自然に囲まれたエリオたちの暮らしに羨望を感じる。しかし、それ以降、彼の想いが成就されてからは少しだるい。でも、ラストの親父の言葉は、同性愛者だけでなく誰にも当てはまる内容になってて、そこがいい。ネタバレあり。 ―2018年公開 伊・仏・伯・米 132分― 2018.05.08 映画ヒューマンロマンス青春2018年公開の映画2010年代の作品
バイオレンス・クライム 映画『フォーリング・ダウン』ネタバレ感想 本当の異常者どもが町に大勢いる 暴走野郎、Dフェンスがある日、何もかもどうでもよくなって暴走を始める話。自分では抑制しているつもり、当たり前のことをしているつもりでも、日常の言動そのものが実はすでに、異常であるかもしれない。と、考えるなら、みんな愚犯者であり、異常者なのだ。それに気付かせてくれる力を持つのが、この作品の良さである。ネタバレあり。 ―1993年 米 118分ー 2018.04.25 バイオレンス・クライム映画サスペンス・スリラーヒューマン1990年代の作品