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映画『リバイアサン』ネタバレ感想 海洋モンスターパニックの良作

リバイアサン
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リバイアサン

海洋モンスターパニックと言えばこれです。これと似たのに『ザ・デプス』という作品もあるけど、個人的には地上波洋画劇場で観た思い出が強く、こっちのが好き。あんまり評価高くないんだけど、なんでだろう。ネタバレあり。

―1989年 米 98分―

解説:謎の怪物によって襲われる深海基地に従事する研究員たちの恐怖を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはローレンス&チャールズ・ゴードン、製作はルイジー&オーレリオ・デ・ラウレンティス、監督は「コブラ」のジョージ・P・コスマトス、脚本はデイヴィッド・ピープルスとジェブ・スチュアートの共同、撮影はアレックス・トムソン、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はピーター・ウエラー、リチャード・クレンナほか。(KINENOTE)

あらすじ:時は近未来、フロリダ沖の海底で希少鉱物の採掘作業をしているトランス・オーシャン・コーポレーション深海基地の8人のクルーたちは、2カ月の勤務完了を2日後に控えたある日、深海に沈没したソ連艦艇“リバイアサン”を発見する。電機主任のウィリー(アマンダ・ペイズ)とシックスパック(ダニエル・スターン)は艦内で1台の金庫を発見し持ち帰るが、隙をみてシックスバックはその中のウォッカの瓶を盗み出し、ボウマン(リサ・エイルバッチャー)と密かに酒盛りをした。ところが翌日になって、シックスパックとボウマンは次々と体の不調を訴え、時をたたずしてシックスパックは無残な姿で息絶え、恐怖に耐えかねたボウマンは自殺する。トンプソン博士(リチャード・クレンナ)の診断によると、2人の体内で遺伝子の転換が起こっていたという。が、やがて2人の遺体は塊状に変化し、埋葬作業中にいきなり動き出すや、クルーたちは手足を切断して遺体を深海に葬るのだった。そして艦内捜索のヴィデオからこれらの原因が、失敗したソ連の遺伝子転換実験の結果であることが分かる。しかもその間に切り落とされた手足は増殖し怪物に変化、ついにクルーたちを1人、1人とえじきにしてゆく。ウィリーと共に生き残った地質学者ベック(ピーター・ウェラー)は、自らの血をおとりに怪物と対決し、敵を爆死させることに成功する。地上にたどりついた2人は、事件をもみ消そうと乗組員全員死亡のニュースを流した上司マーティン(メグ・フォスター)を殴り、引きあげてゆくのだった。(KINENOTE)

監督:ジョージ・P・コスマトス
出演:ピーター・ウェラー/リチャード・クレンナ/メグ・フォスター

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思い出補正込みだけど、良作です!

懐かしの映画である。今見るとけっこうイチャモンつけたくなるシーン多いけど、やっぱり10代の人格形成期に面白く観た映画ってのは、どうにも贔屓めに評価せざるを得ない。以前紹介した『ゼイリブ』もうそうだし、いずれ取り上げたい『ヒドゥン』なんかもそう。

上記2作は今見ても傑作と思うけども、本作はそこまでのパワーはちょっとないかな。でも、やっぱり面白いのは間違いない。

出演しているのが、『ロボコップ』のピーター・ウェラーだったり、『ランボー』でトラウトマン大佐を演じていたリチャード・クレンナだったり、当時はそんなんよう分からんで観ていたけど、今こうして見返してみると時代を感じるのだ。

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目は口ほどに物を言う

時代を感じると言えば、映像はけっこう頑張っていると思う。雰囲気は『エイリアン』に近いよね。というか、あの作品の設定をまんま深海に持ち込んだような内容なのである。ただ、モンスターの描写がけっこうあっさりしていて、全身像をきちんとみせないのでどんな造形なのかよくわからんところに不満はなくもない。

あとは、カットが多いのかなんか知らんけど、画面がちょこちょこ変わるので登場人物たちの動きの流れがようわからん部分も多い。とは言え、しつこいけどやっぱり面白い。

海上で主人公らと交信している嫌な上司役だったメグ・フォスターって『ゼイリブ』でもそうだったけど、何であんなに人間の眼をしていないんだろうか(笑)。そこが役にはまっているんだけど、あの人の眼、ほんと怖い。

これはダメなリバイアサン↓

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