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映画『チェイサー(2017)』ネタバレ感想 誘拐犯を追うハル・ベリーが激走する話

チェイサー2017
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チェイサー(2017)

息子を思う母親力で激走する女性を演じたハル・ベリー主演の作品。彼女がダッシュしているシーンは、走り方があまりにもダサかったので笑わずにいられなかったが、全編通して半べそか、必死の形相で顔をゆがめている割に、やっぱりそれなりの美人に見えるんだからたいしたもんである。もう結構な年齢だと思うんだが。ネタバレあり

―2017年公開 米 94分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ハル・ベリーが主演・製作総指揮を兼任したアクション・スリラー。シングルマザーのカーラは、最愛の息子が何者かによって車で連れ去られる現場を目撃。だが地元警察は動いてくれず、携帯電話も失くしてしまう。彼女は一人で息子を救い出す覚悟を決めるが……。共演は「31(サーティーワン)」のリュー・テンプル。撮影を「ロスト・バケーション」のフラビオ・ラビアーノ、監督を『プッシャー(2012)』のルイス・プリエトが担当する。(KINENOTE

あらすじ:いつもと変わらない日、いつも訪れる公園でその事件は起こった。シングルマザーのカーラ(ハル・ベリー)は、一瞬目を離したすきに最愛の息子フランキー(セージ・コレア)を何者かに連れ去られてしまう。必死で追いかけるカーラだったが、息子を乗せた車は走り去る。携帯電話を失くし、犯人の正体も分からず、地元警察も動いてくれない。カーラは、たった一人で息子を救い出す覚悟を決めるのだが……。(KINENOTE

監督:ルイス・プリエト
主演:ハル・ベリー/セージ・コレア/リュー・テンプル

ネタバレ感想

適当なネタバレあらすじ

息子と公園で遊んでいたシングルマザーのハル・ベリー(役名忘れた)。彼女に電話がかかってくる。相手は弁護士のようだ。それによると、元旦那と息子の親権を争うことになったらしい。元旦那はそれなりに収入のある暮らしをしているようだが、ハル・ベリーはダイナーのウェイトレスなので、生活水準はあまり高くない。息子の親権を得るにはかなり不利なようだ。

そんな電話を弁護士としていて、息子からちょっと目を離した隙に、彼の姿が消えていた。必死こいて公園内を探していたら、息子を連れ去ろうと車の座席に押し込んでいる男の姿を発見! 母親は自分の車を爆走させて、誘拐犯の車を追うのであった。

いろいろありながらも追い続けた結果、誘拐犯は、男女のペアであることがわかる。ハル・ベリーは息子を助けたい一身で無我夢中にがんばる。その結果、彼女は無事に息子を助け出すことに成功する。ついでに、さらわれて監禁されていた他の家庭の子ども2人も発見。誘拐犯たちが組織的に動く誘拐のプロ集団だったことまで暴いてみせるのであった。

母ちゃん強すぎだろ

この物語のハル・ベリーはなかなか容赦ない女である。やると言ったらやる女性である。息子を追い続けるために、大規模な交通事故をいくつか起こしている。あと、相手が犯罪者とはいえ、容赦なく殺人を犯している。

そこまでやってのける、母親の愛情の強さを表現しているのかもしらんが、なかなかにぶっ飛んだ主人公ではある。そんな彼女の活躍というか必死の行動を楽しめるかどうかでこの作品の評価が分かれるだろう。

俺的には、可もなく不可もなくという内容だったかな。

よくわからんのは、この誘拐犯たちって、子どもを誘拐してどうしたかったんだろうか。なんか、依頼を受けて特定の人物を狙って誘拐をしているような説明があったと思うんだけど、そうだとしたら、ハル・ベリーの息子が狙われた理由は何だったの? 悪役側の動機みたいのがようわからんところに、不満が残った。実は元旦那が絡んでた――とかだったら、もっと面白かったのに。

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