映画 映画『二重生活(2016)』ネタバレ感想 「陳腐な物語」と登場人物がコメント(笑) 小池真理子の小説って読んだことないんだけども、何となくあらすじに魅かれて鑑賞した。作中に引用される女性アーティストのソフィ・カルによる『本当の話』って作品の中で触れられる「文学的・哲学的尾行」てのを実践してみた若い女性の心理、行動の変化に追った内容である。ネタバレあり。 ―2016年公開 日 126分― 2017.08.17 映画ヒューマン邦画2016年公開の映画2010年代の作品
ホラー 映画『黒い家(1999)』ネタバレ感想 凶器はボウリング球(笑) 勝手にサスペンスだと思っていたので、終盤の展開でやっとホラー映画だったことに気付いた(笑)。サスペンスにしては適当すぎて、ホラーにしては殺人鬼が普通すぎて何の驚きもない。個人的には作品の質と関係ないところで感慨深い作品である。ネタバレあり。 ―1999年 日 118分― 2017.08.14 ホラー映画サスペンス・スリラー邦画1990年代の作品
善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう 映画『淵に立つ』ネタバレ感想 その恐ろしさ、ラストまで目が離せない 面白いです。そして、全体的には恐ろしい映画といえるだろう。最後のほうはよくわからん部分もあるが、いずれにしても観る人によって、いろいろな感想が出そうな内容ではあった。ということで、少しだけネタバレして、個人的にこの作品から得た感想を。 ―2016年 日=仏 119分― 2017.07.22 善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう存在とかへの私的な疑問サスペンス・スリラー映画ヒューマンファミリー邦画2016年公開の映画2010年代の作品
映画 映画『東京プレイボーイクラブ』ネタバレ感想 暴力男の末路 先日『クズとブスとゲス』を鑑賞して奥田監督に興味を持ったので、前の作品を借りてきたが・・・ちょっと物足りない印象。『クズとブスとゲス』のようなパワーを感じなかったのだ。でも、大森南朋はカッコよかったな。ネタバレあり。 2017.07.01 映画ヒューマン邦画2010年代の作品
映画 映画『クズとブスとゲス』ネタバレ感想 クソとボケとバカ(笑) クズとブスとゲス これはなかなかすごい映画だ。よくわからない熱を感じる作品であった。主演も努めた奥田庸介監督のあの風貌。忘れようにも忘れられん。まさにクズが服を着て歩いているような男で、その突き抜け方にはある種の爽やかさすら感じる。普段と異... 2017.06.22 映画ヒューマン青春コメディ邦画2016年公開の映画2010年代の作品
善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう 映画『美しい星』ネタバレ感想 美しさの基準を決めたのは誰か この映画では細部によくわからんことがある。中でも一番大きな謎は、こいつらは結局、宇宙人なのか地球人なのかどっちなの? ということだ。でも、それってどうでもいいことなんだろうと思う。ところどころ笑えるし、奥行きを感じる面白さのある作品でした。ネタバレあり。―2017年 日 127分― 2017.06.11 善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう存在とかへの私的な疑問SF映画ヒューマンファミリー邦画2017年公開の映画2010年代の作品
バイオレンス・クライム 映画『ケンとカズ』ネタバレ感想 青春犯罪友情映画 これはなかなか切ない話だ。底辺の生活から抜け出すには、犯罪に手を染めるしかないのだろうか。現代社会のリアルな一面を描いているようにも思わせて、非常に優れた作品だと思いました。関係ないけど、なんかね、タイトルの語呂の良さが「ずんのやす」を思わせる。「ずんのやす」「ケンとカズ」(笑)。ネタバレすこし。 ―2016年 日 96分― 2017.05.22 バイオレンス・クライム映画ヒューマン青春邦画2016年公開の映画2010年代の作品
映画 映画『永い言い訳』ネタバレ感想 予定調和っぽくも感じる 昨年劇場に行く機会がなかったので、レンタルで鑑賞。西川美和監督の作品は『ゆれる』以来かな。こっちのほうが面白いと思います。本木雅弘はいつ観てもカッコいいでありますな。内容は分かりやすいので、あとは観た人それぞれがどう感じるかですね。ネタバレあり。 ― 2016年 日 123分― 2017.05.06 映画ヒューマンファミリー邦画2016年公開の映画2010年代の作品