1970年代とそれ以前の作品

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バイオレンス・クライム

映画『要塞警察』ネタバレなし ジョン・カーペンターの憎い演出が光る良作

ジョン・カーペンター監督の中でも好きな作品の一つ。主人公側のキャラが渋い。細かい説明的なセリフを使わずに、偶然出会って戦うことになった人間たちの信頼関係みたいなのがよく描けている、カッコイイ映画です。ネタバレあり。 ―1976年製作 米 91分―
映画

映画『サイコ』ネタバレ感想 主人公は誰なんだろう?

ヒッチコックの有名な作品。アマゾンプライムで鑑賞。モノクロだし映像に古臭さはある。それは当然だ。でも名作と言われるだけあって、面白く観られる。ストーリーの作り方とかが最近の作品と比べると凝っているように感じたのは、気のせいだろうか。ネタバレあり。 ―1960年 米 109分―
映画

映画『ポセイドン・アドベンチャー』みなぎる独善性についてこい!

危機的状況に陥った人間たちが生き残りをかけて己の感情むき出しで右往左往するパニック系の名作。ネタバレ少し! ―1972年公開 アメリカ 117分―
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映画

映画『激突!』他人との激突こそが人生である!

主人公が姿の見えぬトラック野郎に延々と嫌がらせされるという、ただそれだけの話です。それだけなんですが、このトラック野郎、本当に不気味。他者というものの根源的な恐怖を描いた作品だと思いました。わからないものは怖いのであります。
映画

映画『アルカトラズからの脱出』ネタバレ 完全無欠な男だけが、脱獄できるのだ

サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島。そこには鉄壁の牢獄「アルカトラズ刑務所」があった。そこに入所してきた頭脳優秀な主人公フランク・モリス(クリント・イーストウッド)は脱獄の方法を考えていたが、ある日通気口から外へ出られるという話を聞き、独房の小さい通気口への入り口を大きくしてそこから独房の外へ出て、脱出する手段を思いつく。
中国映画(香港・台湾ふくむ)

映画『少林寺三十六房』ガキの頃に見ると、少林寺に入門したくなる作品

何歳かも覚えてないガキの頃、修行シーンを見て自分も少林寺に入門したいと思わされた映画。主人公たちは英雄的行動をとるが、それにより身の回りの人間が迷惑を被ることに鈍感である。これは想像力の欠如と言われても仕方あるまい。そうでなければ行動的な人間ではいられないのも確かだが…。
映画

映画『気狂いピエロ』

『気狂いピエロ』 ジャン=リュック・ゴダールの描く、「勝手にしやがれ」と並ぶヌーヴェル・ヴァーグの代表的作品。映画的文法に基づいたストーリーというものはなく、既成の様々な映画の要素を混ぜ合わせ、光・色・音等を交差させて、引用で組み立てられた...
映画

映画、フェリーニの『道』

道 怪力自慢の大道芸人ザンパノが、白痴の女ジェルソミーナを奴隷として買った。男の粗暴な振る舞いにも逆らわず、彼女は一緒に旅回りを続ける。やがて、彼女を捨てたザンパノは、ある町で彼女の口ずさんでいた歌を耳にする……。野卑な男が、僅かに残ってい...
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