小説

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映画

映画 勝手にふるえてろ ネタバレ感想 綿矢りさ原作のラブコメディ

よくよく考えるとかなりウザいキャラでもある主人公だが、きちんと感情移入できるキャラとして描写しているのは、なかなかすごいと思う。それぞれの人間がそれぞれにクズな部分を有しながら、それでも関係を崩さずに日々を生きているという意味で、なかなかリアルな話でもある。ネタバレあり。 ―2017年公開 日 117分―
映画

映画『ノクターナル・アニマルズ』ネタバレ感想 ラストについて個人的解釈

ノクターナル・アニマルズ サスペンス的な展開が面白く、いろいろ解釈もできつつ、さっぱりわけがわからないという内容でもない。非常に楽しめる作品でした。ラストについて、個人的解釈と、愛し続けることなどについて考えてみた。ネタバレあり。 ―201...
存在とかへの私的な疑問

書籍『七回死んだ男』西澤保彦 ネタバレ感想

タイムループ系本格ミステリ小説――らしい。久しぶりのミステリ小説、非常に面白く読んだ。なので、どう面白かったのか感想を書いておく。序盤は個人的な話なので、興味ない方は、目次を見て飛ばし読みしてください。ネタバレはあり。
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存在とかへの私的な疑問

映画『屍者の帝国』ネタバレ感想 伊藤計劃原作のアニメ 人と屍者と人造人間の違いは何か

SF作家、伊藤計劃の遺稿を芥川賞作家の円城塔が引き継いで完成させた小説をもとに製作されたアニメ。死者を蘇らせた”屍者”と人造人間と人が登場する作品。21グラムの魂があるのは、いったいどの存在なのか。ネタバレあり。 ―2015年公開 日 120分―
善悪を超えた言葉を獲得するために、みんな人間であることをやめよう

映画『ハーモニー(2015)』ネタバレ感想 伊藤計劃原作のアニメ

伊藤計劃原作ということで、『虐殺器官』に続いて鑑賞。やっぱこの原作者は言葉について何か一家言あるように感じる内容であった。ネタバレあり ―2015年公開 日 120分―
サスペンス・スリラー

映画『告白』ネタバレ感想 あの結末の元凶は誰か

結末に溜飲は下がるが、そもそもの元凶は人殺し少年の母親のエゴにあるような。自分の才能を子に押し付けて去っていくってどうかと思った。爆殺される直前に本人は息子を思って涙を流してたが、そんなんだったら、最初から責任持って彼のことを育てろよと思ってしまった。ネタバレあり ―2010年公開 日 106分―
SF

映画『パプリカ』ネタバレ感想 筒井康隆・原作のアニメ版

パプリカ(2006) 筒井康隆氏の原作はずいぶん昔に読んでいて、かなり楽しめたんだが、内容はほとんど覚えてない。で、今作を鑑賞したんだけども、どれほど原作に忠実なのかはわからなかった。いずれにしても、なかなか楽しめる作品でした。ネタバレ少し...
映画

映画『光』(2017・日・大森立嗣監督)ネタバレなし感想

作家、三浦しをんの小説の映画化。利用し、利用されずには生きていけない人間の関係性とか、愛情が歪な形で表れてしまうそれぞれの人物たちの生きづらさなどはわかる。わかるんだが、何かが心に響いてくるわけでもなかったのは、単純に俺とこの作品の相性の問題であるのかもしれない。ネタバレなし ―2017年公開 日 137分―
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