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映画『ゾンビーバー』ネタバレ感想 異色の青春コメディゾンビ作品

ゾンビーバー
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ゾンビーバー

ビーバ―の生態を少しだけ学べるバカ映画。バカバカしい内容を77分という短い時間でまとめている。アホらしくて笑っちゃう内容で、2度観る必要はないけど一回くらいは観ても損はないと思います。ネタバレあり。

ー2015年公開 米 77分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「ハングオーバー」シリーズの製作者クリス・ベンダーとJ・C・スピンクが手掛けた新感覚ゾンビムービー。湖の近くに住むビーバーが突如ゾンビ化、キャンプに来ていた若者たちに襲い掛かる。出演は、TV『HEROES』のレイチェル・メルヴィン、「SUSHI GIRL」のコートニー・パーム、『パニック・スカイ』のジェイク・ウィアリー、『最狂トワイライト』のピーター・ギルロイ、「クリフハンガー」のレックス・リン。(KINENOTE)

あらすじ:田舎道を走る一台のトラック。運転手のおしゃべり運転によって、ビーバーの住む湖に積み荷の汚染廃棄物が落下した……。ある日、湖の近くの小屋にメアリー(レイチェル・メルヴィン)、ゾーイ(コートニー・パーム)、ジェン(レクシー・アトキンス)の仲良し3人組が、男子禁制の女子会キャンプを楽しむためにやって来る。その夜、恋愛話やSEXトークを楽しむ3人だったが、突然、彼氏や元彼であるサム(ハッチ・ダーノ)、トミー(ジェイク・ウィアリー)、バック(ピーター・ギルロイ)が小屋に乱入し、酒も入って男女6人は大騒ぎ。そんな中、ジェンがバスタブで凶暴なビーバーに遭遇、慌ててバスルームから飛び出てくる。トミーの徹底的な撲殺で事なきを得たが、翌日、捨てたはずのビーバーの死体はどこにもなく、しかも逃げたような血の足跡が残っていた……。(KINENOTE)

監督・脚本:ジョーダン・ルービン
出演:レイチェル・メルビン/コートニー・パーム/レクシー・アトキンズ

バカしか出てこないバカ映画(笑)

アホ学生が田舎に遊びに行って、アホなことをしてたらアホな死に方をする内容。どいつもこいつも恋愛しか頭にないのかと思わせるし、しかも性欲満載の猿どもで、全編通して下ネタっぽいギャグがてんこ盛りのバカ映画。

若者のやりたいことはセックスと恋愛であるのは否定しないし、自分も当時はそんな生活を望んでた部分も大いにあるから全面的にはディスれない。この作品では、それしか目的がないような人物たちに描写しちゃうところが、振り切ってて面白いのである。

そもそも最初にビーバーをゾンビ化しちゃう薬品を沼だか湖におとしちゃう2人組。こいつらの会話がアホすぎ(笑)。ああいうアホな会話を脚本として書くのって難しいんだろうなと思う。という意味では、作り手が脚本の段階で魅せるべき会話劇をきちんと練りこんでいるようにも思える。

あのシーンを観てて『スパイダーパニック』が想起された。この手の映画ではありがちと言えばありがちで、『バタリアン』の二作目もこんな感じで始まってたような。主人公らが家に立てこもってゾンビーバーの侵入を防ぐべく、窓やドアを木材とかで撃ちつけるとこなんて、まんま『バタリアン』だよね。まぁ、ビーバーは木を齧っちゃうらしいので時間稼ぎにしかなってないようだが。

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誰が主人公だかよくわからない(笑)

何の共感もできない登場人物の若者たちが狭いコミュニティの中で浮気したのしてないのと、アホ丸出しの性欲満載で騒いでいて何の共感も呼ばない。だけど、そういうバカコメディゾンビ映画なので、もちろんそれでいいのだ。

中でもいいのは、最も好感度低い女子が、実は一番まともな常識的行動ができる人だったってとこがわかって、そこも何だか皮肉っぽくていいですね。実はあの娘が主人公だったのだろうか。最後もおっぱい丸出しで絶命してればもっとポイント高かったかも(笑)。

それにしても何で、作り手たちはビーバーをゾンビにしようと思ったのか(笑)。

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