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映画『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』ネタバレ感想 予告編だけで充分

クローズドバル
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クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的

KINENOTEの解説によると、ジャンルがコメディ/スリラーとなっていた。マジか。コメディだったんか、これ。どこにも笑いどころがなかったんだけどなぁ。予告がなかなか興味をひかれる内容だったので観てみたんだが・・・。ネタバレあり。

―2017年公開 西 102分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「スガラムルディの魔女」のアレックス・デ・ラ・イグレシアが監督・脚本を手掛けた密室劇。マドリードの街角のバルから客が出た途端、頭を撃ち抜かれる。様子を見に行った客も撃たれ、店内はパニックに。しかし、いつの間にか二人の死体と血痕が消えていた。出演は、「私が、生きる肌」のブランカ・スアレス、「スガラムルディの魔女」のマリオ・カサス、「アイム・ソー・エキサイテッド!」のカルメン・マッシ。「シネ・エスパニョーラ2017」で上映。(KINENOTE)

あらすじ:マドリードの交差点に店を構えるバルは、いつものように常連たちで賑わっている。そんななか、一発の銃声が鳴り響く。バルにいたひとりの男の客が店の外に出た途端、頭を撃ち抜かれたのだ。店内に残った客や店員たちはとっさに店の奥に避難するが、撃たれた男の様子を見に行った客も撃たれて殺される。どこから狙われているかもわからない状況で外に逃げることもできず、客たちはパニックに陥る。そのときふと外を見ると、道に転がっていた二人の死体と大量の血痕が跡形もなく消えていた……。(KINENOTE)

監督・脚本:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:ブランカ・スアレス/マリオ・カサス/ジェイム・オルドネス/カルメン・マッシ/アレハンドロ・アワダ/テレール・パヴェス/セクン・デ・ラ・ロサ

予告が一番面白いです

予告は観てみたくなるような内容に編集されているので、優れている。だけど、本編を観ちゃうとガッカリ。バーにいた客の1人が、新型のウィルス? かなんかに感染している疑いがあるらしく、居合わせた客全員が店内に閉じ込められちゃう。外に出ようとすると、狙撃手に頭撃ちぬかれちゃうのである。その黒幕はどうやら政府らしい。で、店内に残された人たちはいろいろあって、反目しあったり協力しあったりして外に脱出しようとする。

黒幕と黒幕の意図が早々にわかっちゃうので、サスペンスっぽい要素はほとんどない。というか、何でこんな荒っぽい隔離の仕方するんだろうか。店の外に出て撃ち殺されちゃった客の2人がいつのまにか掃除されて消えているとか、どうしてそんなコソコソと行動する必要があるのかよくわからない。「おまえら全員感染してるかもだから、隔離するよ」って外からアナウンスしつつ、客たちを治してやるためにいろいろと動くのが普通だと思うんだが。

オイルプレイ以外に見所はない

てなことで、ちっとも面白くない茶番劇を延々と見せられるだけの映画。それでも何とかラストまで観られたのは、主人公とおぼしき女優さんがキレイだから。役としての魅力はほとんどないものの、下着姿でオイル塗りたくって狭い穴に体を通り抜けさせようとするシーンなんかは、ウヒョヒョな感じはあった。

でもさぁ、あれって最初から穴広げてから入ればよくねぇか? 気付くの遅すぎ。単にあの女優さんにオイル塗りたかっただけなのか、それとも皆さん、すでに感染してて、頭が馬鹿になってしまっていたのかもしれない。

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