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映画 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ ネタバレ感想 永井豪作品をオマージュしたヒーロー誕生物語

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

―2017年公開 伊 119分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:永井豪原作のロボットアニメ『鋼鉄ジーグ』をモチーフにしたイタリア映画。テロの脅威に晒されるローマ。裏街道を歩く孤独なチンピラのエンツォは、ふとしたきっかけで超人的なパワーを得てしまう。始めは私利私欲のためにその力を使うエンツォだったが……。出演は「緑はよみがえる」のクラウディオ・サンタマリア、「グレート・ビューティ 追憶のローマ」のルカ・マリネッリ、「時の重なる女」のアントニア・トルッポ。監督は、本作が長編デビューとなるガブリエーレ・マイネッティ。撮影を「ニーナ ローマの夏休み」のミケーレ・ダッタナジオが務める。劇場公開に先駆け、2016年5月「イタリア映画祭2016」にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:テロの脅威に晒される荒廃したローマ。無愛想で一匹狼のチンピラ、エンツォ(クラウディオ・サンタマリア)は、警察に追われている最中に起きたアクシデントによって超人的なパワーを得てしまう。始めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォだったが、世話になっていた“オヤジ”を闇取引の最中に殺され、遺された娘アレッシア(イレニア・パストレッリ)の面倒を見る羽目になったことから、彼女を守るため正義に目覚めていく。アレッシアは日本製アニメ『鋼鉄ジーグ』のDVDを片時も離さない熱狂的なファンであった。怪力を得たエンツォを『鋼鉄ジーグ』の主人公・司馬宙と同一視して慕うアレッシア。やがていつしか二人の間には、ほのかな愛情が芽生えていくのだった。だがそんな彼らの前に、闇の組織のリーダー、ジンガロ(ルカ・マリネッリ)が立ちはだかる……。(KINENTE)

監督:ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア/ルカ・マリネッリ/イレニア・パストレッリ

ネタバレ感想

メチャクチャ適当すぎるあらすじ

すさんだ家庭に育ったため、大人になっても泥棒家業をしているエンツォ。彼には友だちもいない。孤独に盗みを働き、盗んだ品を同じマンションに住むセルジョに売って金を得ていた。

ある日エンツォは、盗みを働いて警察から逃げている最中、海に落ちてしまった。その海には放置されていたドラム缶から放射性廃棄物みたいのが染み出てて、それを浴びたエンツォは鋼のように硬い身体と、超人的なパワーを手に入れる。

セルジョはジンガロをリーダーとする犯罪チームに所属している。ジンガロは残忍で自己中心的な性格だが、犯罪者としては2流以下。ナポリ系のマフィアの下部組織を牛耳る女ボスに使われている程度の存在だ。

でまぁ、いろいろあって、セルジョの仕事を手伝ったエンツォは自分に超人的パワーがあることに気付く。そして、その仕事で死んでしまったセルジュの娘、アリッシアと交流を持つようになり、彼女を不器用ながらも愛するように。

しかし、ジンガロの暗躍によりアリッシアを亡くしてしまったエンツォは、正義の心に目覚めていく。ラスト、いろいろあってエンツォと同じパワーを手に入れたジンガロとのバトルを制したエンツォ。アリッシアお手製の鋼鉄ジーグのマスクをかぶり、正義の心を持って夜の街へと繰り出していくのだった――というのがメチャクチャ適当すぎるあらすじ。

永井豪はすごいね

なんともヘンテコな映画。要するに、希望もなく生きているしがないチンピラ中年(に見える)エンツォが、ある女性との交流を経て正義の心に目覚めていく作品である。

しかしまぁ、何でエンツォはヨーグルト(プリンじゃないよね?)しか食わないんだろうか。ATMを機械ごと盗んで金を得ても、豪勢な食事をするわけでもなく、AVを買い込んできちゃうという(笑)。こういう描写で、接する人がいない孤独な生活している男だというのはよくわかるんだけど、せめてヨーグルト以外にも何か買って食えばいいのに(笑)。

で、感想なんだけども、ノワール作品と思ってけっこう期待してたんだけど、ヒーロー誕生映画って感じだった。アクションも単調な感じでさほど興奮する要素はない。ジンガロがけっこう無茶苦茶な悪人で登場時は期待したんだけど、ナポリの下部組織に殺されそうになって粟食ったりしてて、萎えるし、知性を感じない行動パターンにもちょっとがっかり。もっと巨大な敵を期待してたんだけどなぁ。

孤独でケチな犯罪しかできない主人公が、暗い過去を持つ女性との交流を通じて少しずつ愛を知っていく過程はいいと思うんだけども、何か物足りなさを感じてしまう作品であった。しかしまぁ、日本のアニメ作品がイタリアでも知られているってのはすごい。永井豪作品の中でもさほど有名ではないと思うんだけど、それをオマージュしたこういう作品ができるってことは、イタリアでは原作を知っている人がかなりいるってことだと思う。何が受け入れられたんだろうねぇ? いずれにしても、永井豪は偉大ですね。

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