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映画 ラストスタンド ネタバレ感想 シュワルツェネッガーの西部劇

映画 ラストスタンド
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ラストスタンド

―2013年 米 107分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「ターミネーター3」以来10年ぶりの主演となるアーノルド・シュワルツェネッガー復帰作。逃亡中の武装集団を、戦闘経験のない仲間たちと共に迎え撃つ保安官の姿を描く。監督は「グッド・バッド・ウィアード」のキム・ジウン。共演は「ラストキング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィッテカー、「ジャッカス」シリーズのジョニー・ノックスヴィル。(KINENOTE)

あらすじ:LAPDの敏腕刑事オーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、いまでは第一線を退き、国境付近の小さな街の保安官となって静かな週末を過ごしていた。そんな折、FBIから一本の電話が入る。移送中の凶悪犯罪者が逃走、最新鋭の車を操り時速300キロでメキシコ国境に向かっているという。軍隊並みに訓練された仲間のサポートでFBIを振り切り、もうすぐこの街を通過するらしい。警察の応援も間に合わず、十分な武器も持ち合わせない中、オーウェンズは忘れていた闘志を呼び起こす。彼は戦闘経験のない部下と、素人同然の仲間でチームを結成、街の銃器オタクが収集した骨董品を集め始める。やがて「俺たちが最後の砦だ」と結束したオーウェンズと彼を慕う4人の仲間は、凶悪武装集団に立ち向かっていく……(KINENOTE)

監督:キム・ジウン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/フォレスト・ウィテカー/ロドリゴ・サントロ/ジェイミー・アレクサンダー/ルイス・ガスマン/エドゥアルド・ノリエガ/ピーター・ストーメア/ザック・ギルフォード/ジェネシス・ロドリゲス/ハリー・ディーン・スタントン

ネタバレ感想

シュワルツェネッガーが10年ぶりくらいに映画に復帰した作品。『ターミネーター』や『プレデター』、『コマンド―』、『トゥルーライズ』といった80~90年代の彼の作品と比べると落ちるけども、十分楽しめる娯楽アクション。

これ、暇なときに何となく観たくなっちゃう魅力のある作品だ。今回もアマゾンプライムで見つけて鑑賞。そんなに尺も長くないし、きちんと娯楽アクションしてくれるので楽しめるのである。

もともとロサンゼルスの麻薬課で活躍してたシュワが、殺伐とした毎日に疲れたのか、田舎町の保安官をしている。彼は元々は有能な刑事だったので、犯罪の匂いをきちんと嗅ぎ分けられる。

であるから、田舎町にやってきた無法者っぽい奴らに犯罪の影を見付け、そいつらを追っていくことによって、FBIの拘束を逃れてメキシコに逃亡しようと図る麻薬王のしっぽを捕まえ、再びムショにぶち込むまでの活躍が楽しめるのだ。

何がいいって、序盤から中盤までの展開でシュワがなかなかできる奴であることがわかるし、仲間の保安官たちもそれぞれ個性的でよい。しかも、悪役の2番手をピーターストーメアが演じているところも豪華。

中盤以降、麻薬王をメキシコに逃がすためにこの2番手たちがシュワのいる街に武装して乗り込んでくるシーンからは、さらに物語のテンションがあがってきて、展開はまさに西部劇。

フォレストウィテカーがボスを演じている使えないFBIチームを差し置いて、シュワ率いる保安官チームが無法者たちとの喧嘩の準備を始め、奴らを迎え撃つという熱い展開になるのだ。

そんで、この町での銃撃戦はまさに西部劇であって、その後、シュワと麻薬王とのカーチェイスの末に、二人が対峙しての死闘が繰り広げられるのだ。

この死闘では、年老いたとはいえシュワのパワフルな格闘が見られる、いつもどおり、技術などは無視。パワーのみにステイタスを振り切ったかのような攻撃を麻薬王に見舞うシュワ。最後には麻薬王をボロゾーキンのようにしてまうのである。

このシュワの魅力に加え、今作は脇を固める保安官たちも個性的だし、その保安官の一人の女性と、裏切り者のFBI捜査官の女性、そんで、ダイナーで働く女性の3人が、みんな美人であるところもよい。

特に、FBIの裏切り女はさして見せ所はないものの、あのジェネシスロドリゲスが演じてて、本当に美人だ。あと、保安官の美人もストーメアの軍団との銃撃戦のシーンでは勇敢に戦っていて、これまたカッコよいのである。

てなことで、いろいろ見どころのある作品だ。

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