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映画『シックス・デイ』ネタバレ感想 シュワちゃんのクローン騒動

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シックス・デイ

ある事件に巻き込まれたことで、自分のクローン人間が存在することを知った、主人公アダム(アーノルド・シュワルツェネッガー)。組織の追っ手から逃れながら、事の真相に迫ろうとジタバタしてみると、驚愕の事実を知ることに。ネタバレあり。

―2000年公開 米 124分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:クローン社会の恐怖を描く近未来アクション。監督は「トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッド。脚本はコーマック&マリアンヌ・ウィバリー夫妻。撮影は「プレタポルテ」のピエール・ミニョ。製作・主演は「エンド・オブ・デイズ」のアーノルド・シュワルツェネッガー。共演は「コレクター」のトニー・ゴールドウィン、「60セカンズ」のロバート・デュヴァル、「ディープ・ブルー」のマイケル・ラパポート、「ボーン・コレクター」のマイケル・ルーカー、「スピーシーズ2」のサラ・ウインターほか。(KINENOTE)

あらすじ:2010年、人間のクローン化が法規制された社会。その3年前に出来た“人間は人間を造り出してはならない”とする「6d法」のおかげで、社会はかろうじて秩序を守っていた。しかしある日、飛行士のアダム・ギブソン(アーノルド・シュワルツェネッガー)が仕事を終えて帰宅すると、そこには自分と同じ姿の男が愛する家族と共に彼の誕生日を祝っていた。余りの事態に、呆然と立ちすくむアダム。誰が、何のために6d法を破り、自分のクローンを作り出したのか。自分の身に襲いかかった事件の秘密を探るため、そっと家を離れるアダム。しかし彼の考えとは裏腹に、周りの人々が次々と事件に巻き込まれていく。戦慄すべき現実を前に、家族を、そして自分を取り戻すため、アダムはたった一人で人類消滅の危機に闘いを挑むのだった。(KINENOTE)

監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/トニー・ゴールドウィン/ロバート・デュヴァル/マイケル・ラパポート/マイケル・ルーカー/サラ・ウィンター/ウェンディ・クルーソン/ロドニー・ローランド/テリー・クルーズ

ネタバレ感想

いきなりネタバレすると、実は主人公がクローンだったという話。まぁ、誰だってそう思うわな。だからあんまり驚きはない。作中の本人も、驚愕してたように見えなかった。これはシュワちゃんの演技の問題なんだろうか(笑)。

図らずもこの世に生を受けてしまった彼は、ほかのクローンと同様に、2~3年くらいしか生きられないんだろうねぇ。ラスト、どこかに一人で颯爽と去っていくわけだが、あんな希望に満ちた面(少なくとも俺にはそう見えた)で去れるだろうか。だって、すぐに死んじゃうんだよ。しかも、自分がクローンであるがゆえに、妻子とも暮らせないわけだし。そう考えると、かなり気の毒な主人公なんだが。

この作品のクローン技術がすごいのは、死後、さほど時を経過していなければ記憶ごと新しい肉体に移れるところだ。そんなこと、可能なんだろうか。記憶ってのは、DNAにも保存されるものなん? よく知らんのだが、その辺は疑問である。

けっこう深刻な話を扱っていると思うんだけど、『コマンドー』の主人公的な捨て台詞を吐くシュワちゃんになかなかユーモアがあり、それなりに楽しめる作品でありました。

固有のあり方は言えない

ちなみに、何でこの作品を鑑賞したかというと、クローンを題材にした映画は、このブログでたびたび話題にするように、俺の私的な疑問を紹介するのに役立つからだ。ではその疑問は何かということに一応触れておく。

アダムのクローンと、クローンじゃないアダムは、自分と自分じゃないほうの区別はついている。当たり前だ。

だが、たとえば彼の奥さんは、クローン(その時点では自分がクローンだと認識していないときの彼)とクローンじゃない旦那が一度に目の前に現れたら、区別がつくだろうか。つきません。そして、アダムクローンと真アダムはそれぞれが真のアダムだと奥さんに主張する。しかし、その違いはどのように他者に説明できるだろうか。実は、それはできない。

できないが、当人たちには違いがわかる。しかし、その違いについては、他人に言葉では説明できないのである。そして、このことは、通常存在している我々全員に当てはまることなのだ。つまり、自分は明らかに他者とは違うあり方をしているのに、その固有のあり方を言葉では言えないということである。

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