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映画『静かなる復讐/物静かな男の復讐』ネタバレ感想 淡々と展開する復讐劇

静かなる復讐
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静かなる復讐/物静かな男の復讐

ネットフリックスだと『物静かな男の復讐』という邦題だった。何でわざわざ変えたんだろうか。タイトルどおり、淡々とした静かな展開が続くのではまれない人は、はまれないかも。ネタバレあり。

―2017年公開 西 92分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

ねた解説:スペインでのアカデミー賞にあたる第31回ゴヤ賞で作品賞など4冠に輝いたスリラー。息子を抱え家族が営むバーで働くアナ。強盗事件に関わった罪で服役中の夫の出所が迫っていたが、物静かな客のホセに惹かれ男女の仲に。しかしホセはある復讐を企てていた。「マーシュランド」に主演した演技派俳優ラウール・アレバロが、初めて監督に挑戦。愛する者を奪われたホセを「マーシュランド」で共演したアントニオ・ デ・ラ・トレが演じる。特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:夫が強盗事件に関わった罪で服役しているアナ(ルス・ディアス)は、息子を抱え、家族が経営する寂れた町のバーで働いている。夫の出所が迫り、漠然と将来を案ずるアナ。ある日、昼から酒を煽り賭け事に興じるような客たちに混じり、物静かで身なりも比較的整った風変わりな男(アントニオ・ デ・ラ・トレ)がいることに気付く。ホセとなのるそのミステリアスな男は、毎日店に通い、次第に他の客や店で働くアナの家族とも打ち解けていった。アナもホセに惹かれていき、やがて二人は男女の関係に。実はホセはアナの夫が関与した強盗事件で愛する者の命を奪われており、彼の凄絶な復讐が幕を開けようとしていた。(KINENOTE)

監督:ラウール・アレバロ
出演:アントニオ・デ・ラ・トレ/ルス・ディアス/ルイス・カイェホ/ラウール・ヒメネス

ネタバレ感想

タイトルどおり、あまり語らぬ男=ホセの復讐譚。彼は過去、強盗事件に巻き込まれた父を、強盗団に植物状態にされ(たぶん)、奥さんだか恋人を殴り殺されてしまっている。で、その罪を犯した奴らを捜して復讐を遂げるために、事件に関与した男(クーロ…という名前だったと思う)と、その妻のアナに近づくのである。

ホセはいろいろあって、アナを攻略し、クーロと穴兄弟になることに成功(笑)。その後、アナと子供を使ってクーロを脅迫し、事の真相に迫っていく。ホセの最初の殺しは画面に映されるが、その後の何件かは、画面には直接出てこない。出てこないが、彼は一応、目的を達成したことはわかる。

わかるんだが、なんと言うかあまりに淡々としていて、眠くなったし、実際一度、寝てしまった(笑)。もしかしたら、この淡々とした描写の中に、作り手のさまざまな意図が込められているのかもしれぬが、俺にはまったくそこいらは読み取れず、主人公が、ともかく淡々と復讐を遂げていった内容としてしか観られなかった。

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