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映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』ネタバレ感想

遊星からの物体Xファーストコンタクト
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遊星からの物体X ファーストコンタクト

あの、ジョン・カーペンター大先生の『遊星からの物体X』の前日譚を描いた作品。であるから、前作の冒頭部分につながるまでの過程などが描かれている。なんかよくわからない部分もあったが、それなりに楽しめる。ネタバレあり。

―2012年公開 米 103分―

 

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:TVCM界で数々の賞を受賞したマティス・ヴァン・ヘイニンゲンJr. 監督によるSFホラー。1982年発表のジョン・カーペンター監督「遊星からの物体X」の前日譚を描く。出演は「スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、「アニマル・キングダム」のジョエル・エドガートン、「G.I.ジョー」のアドウェール・アキノエ=アグバエ。(KINENOTE)

あらすじ:コロンビア大学の考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、偶然氷の中で発見された太古の昔に死んだと思われる生命体の調査のため、世紀の大発見に沸き立つノルウェー観測隊の基地へと降り立つ。そこには、化石が閉じ込められた何の変哲もない氷塊が置かれていた。ドリルで氷塊に穴を開けた途端、“それ”は解き放たれた。その物体は、狙いをつけた生物の体内に侵入、細胞を同化してその生物そのものになりすまし、自らの生存のため人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体だったのだ。しかもケイトの研究によると、“それ”はすさまじい勢いで増殖して、やがては地球上の生物全てを同化してしまうことが判明した。突如、ひび割れた隊員の顔面から無数の触手が伸び、気絶した隊員の腕が別の生物に変形する。あり得ない光景にパニックに陥る生き残ったメンバーたち。ケイトと隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、親しかったはずの仲間が変形して襲いかかる“それ”の恐怖と、誰が“それ”に乗っ取られているのかすら分からない疑心暗鬼に巻き込まれていくのだった……。(KINENOTE)

監督:マティス・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ジョエル・エドガートン

ネタバレ感想

腑に落ちなかったのは、あんなグロイ姿のエイリアンが、どうやってあれだけ高度な技術を持つ宇宙船をつくれたのかというところだ。どうやって地球までやってこれるほどの文明を築き上げられたのかということだ。

だって、そんだけの知性があるのに、他の生物の支配の仕方が、相手を殺し、細胞を同化してオリジナルになりすまして、敵を疑心暗鬼にさせて同士討ちさせる――という回りくどさ。

宇宙船つくれるくらいなら、そんなことせんでもスゴイ武器作れると思うんだが。そして、繰り返しになるが、さほど知性的な動きをしないあのエイリアンに、それだけの技術を持つことなんてできないと思うのである。

てことは、もしかすると、あの生き物は宇宙船の持ち主たちを食い荒らした別の生命体か、宇宙船の持ち主たちが送り込んだ、生物兵器なのかもしらん。

ということで、前作もディスるようなことを突っ込んでしまったが、それなりに楽しめる作品です。ちなみに、ヘリコで犬を追った2人組は前作につながるのでわかるとして、ラストで生き残った女性、彼女のほうは、あの後どうなったんだろうか。

ついでに、序盤でクレバスみたいなところに落ちて宇宙船発見した3人組、彼らは助かったのか? 助からないと基地に連絡来ないと思うので助かったんだろうけど、あの3人に該当する人物がその後の展開でいたのかどうなのか、俺にはわからんかったのである。たぶんいたんだろうね(笑)。

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