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映画『10 クローバーフィールド・レーン』ネタバレ感想 結末にも触れてます

10クローバーフィールドレーン
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10 クローバーフィールド・レーン

主人公の女性が自動車事故にあって、気付いたら地下シェルターの中で保護されている。で、保護してくれた奴らの話では、外の世界は大変なことが起きていて、ともかくシェルターから外には出られない状況になっていると。では、どうするかという話。面白いと思います。ネタバレ少し!  ―2016年公開 米 104分―

解説:「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のJ.J.エイブラムスが製作したサスペンス。目を覚ますとシェルターの中にいた若い女ミシェル。外の世界で何が起きたのか知らないまま、自分を救うために連れてきたと話す見知らぬ男との共同生活が始まる。出演は、「ダイ・ハード」シリーズのメアリー・エリザベス・ウィンステッド、「クーパー家の晩餐会」のジョン・グッドマン、「ショート・ターム」のジョン・ギャラガーJr.。監督は、本作が長編デビューとなるダン・トラクテンバーグ。(KINENOTE)

あらすじ:若い女性ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は目を覚ますと、自分がシェルターの中にいることに気付く。見知らぬ男ハワード(ジョン・グッドマン)は「君を救うためにここへ連れてきた」と告げ、共同生活が始まる。しかしミシェルは、彼が信用できるのか、他の目的があるのか、疑念を持ち続ける。やがて、何とか脱出を試みたミシェルがシェルターのドア越しに見た世界とは……。(KINENOTE)

監督:ダン・トラクテンバーグ
製作:J.J.エイブラムス
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ジョン・グッドマン/ジョン・ギャラガー Jr.

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クローバーフィールドはどうでもいいです

『クローバーフィールド』と関係あるらしい作品だそうです。『クローバーフィールド』観たことあるんだけども、あんまり面白くなくて内容をサッパリ覚えていないので、まぁ関係あってもなくてもどっちでもいいかという感じかな。

ほとんど覚えてなくても充分楽しめた。つまり、『クローバーフィールド』の知識がなくても独立した別作品として鑑賞できるのである。

2つの映画が合体した作品

昨年何かの映画を劇場へ観に行った際にこの映画の予告をやっていて、面白そうだなって思ってたのに、結局観れずじまいだった。

で、今回アマゾンプライムでやってたので鑑賞。この映画の内容って観ればわかるんだけど、序盤から終盤までのほとんどは密室サスペンス? である。で、ラストの20分くらいがモンスターパニック(エイリアン侵略系パニック?)映画。その2つが合体してスッキリ時間内に収まっている感じ。

てなわけで、別におかしな点も感じずに楽しみながら劇終に至った。『クローバーフィールド』に比べたら、こっちのほうが全然面白かったなぁ。確かに、『クローバーフィールド』の世界設定と同じ時空間が舞台のようなんで、映画単体としてみると、ラストの20分は蛇足に感じるのかもしれぬ。でも、ああいう展開になったって全然いいじゃない。おかしくはない。最初の状況説明で、外の世界に何かが起こっていることは、わかっているわけだし。

この作品の面白さは、主人公のたくましさにある

絶対に外に出てはいけない。でも、外に出ざるを得ない。で、出てみたら確かに酷いことになっているが、シェルター内にいるよりはマシな結末を迎えられたのが、この作品の主人公。この女性、ラストではかなりハードな道のりを、自分自身の意志で選択するのである。カッコイイねぇ。

以前、『ロスト・バケーション』でも触れたけど、この女性も自分の身に大きな災難が降りかかっても、我を失うことなく、ある程度感情をコントロールできるタイプの人であった。で、危機にあっては機転がきくし、行動力も決断力もある。そりゃ生き残るわなぁと思った。もちろん、彼女がそういう人物だということは、観ていくうちにわかってくることだが。

映画『ロスト・バケーション』完全無欠のシャークキラー現る!
主人公のナンシーは頭の回転が速く、パニックになりつつも冷静な判断ができる。そして、観察力がありそれを行動に活かすための知識みたいのもある。で、サーフィンもうまいみたいだし、泳ぎや素潜りもできる。別のサーファーには容姿も褒められていた…。つまりこの女性、ほぼパーフェクトな人なんだよね。ネタバレあり

こういう力強い女性が出てくる映画って最近は多いけど、俺が子どもの頃に楽しんでた作品とかには、こういうキャラの女性ってあんまりいなかったような気がする。時代が変わったんだねぇ。個人的にはこの手の映画は好きなので、今後もたくさん、女性が活躍する話がつくられるといいと思います。

どうせなら、続編で今度はラスト30分くらいの続きを撮ってもらいたい。主人公がこの後、どうやってあの世界で活躍するのかってのは、なかなか興味深くはある。

ちなみにジョングッドマン扮する元海軍の人は、世界の終焉に備えつつ、自分の変態趣味を満たすための、ささやかなパラダイスをつくろうとしていたんだろうね。実に前向きかつ、先見の明がある? 変態であった(笑)。

映画『クローバーフィールド パラドックス』ネタバレ感想
このシリーズは相互に関連がありつつも、独立した1つの作品として楽しめるように製作するコンセプトなんだろうか。1作目と2作目も大分異なる内容だったが、今回もそんな感じであった。ネタバレあり。 ―2018年製作 米 102分―

 

 

 

 

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