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映画 THE GREY 凍える太陽 ネタバレ感想 ラストの勝負の決着は?

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THE GREY 凍える太陽

―2012年 米 117分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のジョー・カーナハン監督とリーアム・ニーソンが再びタッグを組んだサバイバル・アクション。飛行機の墜落によって極寒のアラスカに放り出された7人の男たちが、狼の襲撃とも戦いながら、生き残りを懸けてサバイバルに挑む。-20℃の吹雪の中で撮影した迫真の映像も見どころ。(KINENOTE)

あらすじ:ならず者たちが集まる石油採掘現場。オットウェイ(リ―アム・ニーソン)は、野獣の攻撃から作業員たちを守るために雇われた射撃の名手である。最愛の妻が去った後、彼は流れるようにこの場所に辿り着いていた。ある晩、彼は、休暇で家族の元へ帰る作業員たちと共に飛行機に乗り込むが、凄まじい嵐に遭遇し、アラスカの山中に墜落してしまう。放り出されたのは、激しい吹雪が荒れ狂い、全てが深い雪に覆われた想像を絶する極寒の地。目覚めたオットウェイが見つけたのはバラバラになった機体と、ディアス(フランク・グリロ)、タルゲット(ダーモット・マローニー)、ヘンリック(ダラス・ロバーツ)、フラナリー(ジョー・アンダーソン)、バーク(ノンソー・アノジー)、ウェンデル(ジェームズ・バッジ・デール)らの生存者たちだった。残された少ない道具で火を起こし、わずかな暖を取っていた男たちは、やがて自分たちをじっと見つめ、暗闇に光るいくつもの眼に気付く。そこは野生のオオカミたちの縄張りだったのだ。オオカミの習性をよく知るオットウェイは、望みの薄い救助を待つよりも、この場所から移動することを提案。生存者たちは確かな方角も定まらない中、生き残りを懸けて南を目指して歩き出した。しかし、まともに食料が手に入らない状況に加え、あまりにも過酷な大自然の猛威が彼らの行く手を阻む。ひとり、またひとりと減ってゆく生存者。諦めれば一瞬ですべてが終わってしまう絶望的な状況の中、どうすれば生き延びることができるのか。愛する人の元へ帰りたい、もう一度会いたい。その切なる願いを胸に“生きること”に執着する彼らの、生死を賭けた壮絶な闘い。その果てに待っているものは……?(KINENOTE)

監督・脚本:ジョー・カーナハン
脚本・原作:イーアン・マッケンジー・ジェファーズ
製作総指揮:トニー・スコット
出演リーアム・ニーソン/フランク・グリロ

ネタバレ感想

適当なあらすじ

最愛の奥さんを亡くしてしまったリーアム兄さん扮するオットウェイ。意気消沈しまくりで、生きる希望も何にもなくて、アラスカの石油採掘場に流れ着いた。そこはならず者どもが働くチンピラの巣窟みたいな場所。そこで彼は、作業員をオオカミの襲撃から守るためハンターとして働いている。

ところが、彼はもうどうでもいいのだ。いつ死んでもいいのだ。だから自殺しようと思っていたし、しようとした。でも、できなかった。それで、従業員らが休暇で故郷に帰るために乗り込んでいく飛行機に自分も乗ることにしたのである。

ところがこの飛行機が雪山の上を飛行中に墜落。機体は見るも無残に大破し、生き残りは僅かに数名しかいない。もちろんその中にはオットウェイの姿が。生き残りたちは救援を期待して焚火をして一夜を明かそうとしていたが、救援なんて来ない。それどころか、彼らを取り囲むようにしてオオカミの群れが。暗闇に光る野獣どもの目。おびえる男たち。その中で冷静なのはオットウェイのみだ。彼はオオカミの習性を知り尽くしているので、生き残りを図り、男たちのまとめ役になる。

反発する奴もいたけども、いろいろあってオットウェイを先頭に、彼らは山林に足を運ぶ。しかし、吹雪の中、そこに逃げ込むまでに、2人の仲間がオオカミの餌にされた。命からがら山林に逃れた一行の残りは5名(確か)。

彼らは焚火を囲み、過去、自分が生きる糧にしていた、肉親たちの思い出などを語り始める。その中で生まれる淡い一体感。オットウェイも自分の父親の思い出を語った。典型的なアイルランド男だった父を、愛憎入り混じった感じで語るオットウェイ。父は詩作が趣味だったらしく。たった4行の詩が家に飾られていたという。それは、命を燃焼しつくすような血沸き肉躍る瞬間を味わえたら、その日に死んでも本望だ――というような意味の詩で、オットウェイの心に深く残っているのだった。

そこへ吹雪が襲う。体力を削られて弱っていた黒人は、その吹雪で凍死した。残るは4名。吹雪が去った日の明け方、オットウェイは斧で倒された木の切り株を見つける。雪はさほどつもっていない。つまり、ここまで足を運ぶ人間がいるということだ。希望を見出した一行は、川伝いに山をくだることにした。

オオカミの追跡をかわして川のほうに逃れたものの、目の前には崖が。そこで、ローブなどをつなぎ合わせて木に括り付け、それを伝って反対側に向かうことにした。無事に全員が渡り切ったかと思わせて、最後の一人は高所恐怖症も手伝って、途中で墜落。地面にたたきつけられたうえ、オオカミの餌食となってしまった。残りは3人。

歩いても歩いても人里にはたどりつかない。3人のうち、恐怖心を隠すためにイキっていた野郎が、生きる気力をなくした。彼曰く「どうせ生き延びても、つまらん生活があるだけ。この美しい景色の中で、自分が生き抜こうと力を出し尽くした、この達成感の中で死にたい」というようなことを述べる。オットウェイたちは、彼と握手を交わし、先を急ぐことにした。

いよいよ2人になった。そこへまたも、オオカミの群れが。逃げる最中に足を踏み外し、一人が川に落ちた。流されていく彼を助けるため、オットウェイも川に飛び込んだ。何とか彼のもとにたどり着いたが、彼は石に足をはさまれ、水上に顔出せずにもがいている。何とか引っ張り出そうとするオットウェイだが、力及ばず。最後の仲間も溺死した。

悲嘆にくれつつも一人で歩くオットウェイ。しかし、もう希望はなさそうだ。死んだ仲間たちの遺品を眺めるオットウェイ。自分の、遺品になるであろう奥さんの写真を眺めるオットウェイ。もう終わりだ。

――と思わせておいて、そこへまたもオオカミたちが。そこは彼らの巣穴だったらしい。群れの中の、ボスと思われるオオカミがオットウェイに迫る。オットウェイはそこで、親父の創作したポエムを思い出す。「最強の敵に勝利できたら、思い残すことは何もない――」オットウェイはその詩に心を奮い立たせ、オオカミのボスとの、喧嘩の準備を始めるのだった――というのが、結末までの適当なあらすじ。

オットウェイVSボスオオカミの結末は?

それにしても、ともかくヘンテコで、なんだか中途半端な感じもする作品である。最終的に、オットウェイがボスとの喧嘩に勝利したのか、相打ちだったのか、負けたのかも定かにはならない。奥さんを亡くし、生きる希望を失っていた男が、オオカミとのサバイバルを通じて生きる気力を取り戻す話だったかというと、そうでもない。

一瞬、一瞬だけ、オットウェイはボスとのバトルに臨む決意をしたときに、自分の人生の意味を見出したようにも見える。でも、それも自暴自棄状態からくる決断だったように思えなくもない。

というわけで、何だかよくわからん内容だが、最後まで鑑賞するに耐えうるのは、リーアム兄さんの存在感によるものだろうか。

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