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映画 パッセンジャー57 ネタバレ感想 ウェズリースナイプス主演作

パッセンジャー57
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パッセンジャー57

―1992年公開 米 84分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:似た気質を持ったテロリストとテロ対策の専門家が、飛行機という密室の中で知恵比べともいえる戦いを繰り広げる。監督はもともとは俳優であり、のちにTV映画「ルーツ」を監督したケヴィン・フックス。製作はリー・リッチ、ダニエル・L・ポールソン、ダイラン・セラーズ。脚本はダン・ゴードンとデヴィッド・ロフリー。(KINENOTE)

あらすじ:レイン(ブルース・ペーン)は、ここ一年間に起こった4回の航空機爆破事件の犯人。頭が良く、人を引き付ける魅力と行動力を兼ね備えているが、感情や良心というものがなく、情報当局者たちは彼を恐怖のレインと呼んでいた。FBIに拘留されたレインは、ロサンゼルスで行われる裁判のために護送されることになったが、なんと驚いたことに、護送には飛行機が使われた。その飛行機にはジョン・タッカー(ウェズリー・スナイプス)が乗り合わせていた。ジョンはレインと同じく、頭がよく行動力に溢れた男だが、中味は正反対。火の打ち所のない経歴の持ち主で、テロ対策の専門家としても世界でトップ・クラスの人物だった。妻がピストル強盗の犠牲となってからは、第一線を退いて、もっぱらセキュリティーのノウハウを教える仕事に従事していたが、大手航空会社の重役になっている旧友の勧めで、その航空会社のテロ対策専門官の職に就くことになり、ロサンゼルスに向かう途中だったのである。ところがレインの方はロサンゼルスに行く気など毛頭ない。離陸後、レインは仲間と一緒にFBI捜査官たちを殺し、航空機をハイジャックする。レインの残虐な計画を阻止するために、ジョンは飛行機の燃料を抜いてしまう。着陸するより他なくなったレインたちは近くにあった小さな飛行場に降り立つ。ジョンに濡れ衣を着せ、逃げるレイン。それを追うジョン。レインたちは再び燃料を積んだ飛行機に乗って離陸しようとするが、ジョンは滑走中の飛行機に車で追いつき、飛び移る。機上での格闘の末、ジョンはレインを逮捕するのだった。(KINENOTE)

監督:ケヴィン・フックス
出演:ウェズリー・スナイプス/ブルース・ペイン/トム・サイズモア

ネタバレ感想

いつも困った顔をしているウェズリースナイプスのアクション作品。この人って今でもあんまり年をとったふうに感じない。先日鑑賞した『エクスペンダブルズ3』と今作の彼にあまり違いがないように思えた。

で、肝心の本作の内容。正直、あんまり面白くなかったなぁ。さすがに突っ込みどころありすぎな感じ。まず、どうやってレインの一味はあの飛行機の乗務員とか裏方みたいな仕事に潜り込めたのか。よくわかりません。あと、人質を容赦なくぶっ殺している割には、その使い方があんまり上手じゃないような気がする。

ハイジャックものなのに、一度地上に降りてジタバタするシーンがあったのはなかなか良いと思ったけど、なんというか、全体的に緊迫感がない。ヒロイン役の人も、ごめんだけど全く美人には見えなくて、あの人と恋仲になって〆に至るラストもなんとも羨ましくない(笑)。

みどころは、ウェズリースナイプスの格闘が申し訳程度に観られるところ。あとは、トム・サイズモアがまともな役柄で出演しているところだ。この当時の彼はすごくスマートで、『ヒート』以降くらいの彼とは別人だ。最近見かけないけど、何しているんだろうか。

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