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映画 ハイジャック・ゲーム ネタバレ感想 ドルフ・ラングレンの無駄使い

ハイジャックゲーム
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ハイジャック・ゲーム

デニス・リチャーズとか懐かしい。昔からそんなに好みではなかったが、老けてさらに残念な感じに…。序盤はそこそこ期待を抱かせてくれるが、予想通り少しずつ馬脚をあらわして、メチャクチャな内容になっていく作品(笑)。ネタバレあり。

―2017年製作 米 85分―

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解説・スタッフとキャスト

解説:ハイジャック犯の集団に女性FBI捜査官が立ち向かうアクションサスペンス。ワシントンD.C.へ向かうため、飛行機に搭乗したFBI捜査官のグレッチェン・ブレア。彼女は隣の席の男・テリーとの会話を楽しむが、ある乗客の姿を見た彼は表情が一変し…。(KINENOTE)

監督:アレックス・マーキン
出演:デニス・リチャーズ/ドルフ・ラングレン/グリア・グラマー/チャック・リデル/ジョナサン・リプニッキ

ネタバレ感想

簡単なあらすじ

FBI捜査官でネゴシエーターのブレアさんは、序盤の事件でうまく犯人を逮捕したのに、仲間の命を危険にさらしたとかで、ペーパー仕事に左遷させられてまう。で、左遷先に向かう途中の飛行機で、ハイジャック騒ぎに遭遇するのであった――というのが超簡単なあらすじ。

いろいろ適当すぎ

冒頭に書いたように、序盤はそこそこ期待させる。最初の交渉シーンも何か無理がある感じはするけども、主人公の人となりは何となくわかるし、搭乗した飛行機内で別のシートに移らざるを得なくなるところや、それにより出会うことになる乗務員らは、物語に広がりを持たせてくれる人物っぽい描かれ方がされてて、いいと思った。

でも、その期待はすぐに裏切られ、物語が進むにつれて、めちゃくちゃな展開になっていく。ラスト、テリーとブレアは生き残ったのはいいけども、ラブロマンスな展開にはならんだろうし、彼を生き残らせる必要があったのかと疑問に思ってしまう。そして、そこに至るまでの適当さが笑える。特に、ラスト近くの機内での戦闘。あの状態で機外に飛ばされないとかありえないと思うんだけど。さすがに無理ありすぎだろ。

ともかく、いろいろ適当すぎるのだ。たとえば、ブレア捜査官は交渉術が得意なわけだから、それを存分に活用してくれるのかと思いきや、冒頭以降、その能力が活かされるシーンはほぼ皆無。

犯人たちの作戦も適当というかメチャクチャ。一回飛行機を空港じゃないとこに着陸させて、また離陸するとかあんなこと本当にできるのかねぇ? 管制塔の職員みたいなのが、最初のほうで登場して、伏線ぽいフリのあるセリフを言っておきながら、彼はその後何の役割も果たさないのも勿体ない。

ドルフ・ラングレン出演の意味は?

ブレアのアクションも何かお粗末な感じで迫力がないし、そもそも、何でドルフ・ラングレン出してるのに、彼にアクションさせないんだよ(笑)。しかも、切れ者に見せておいて、相棒の女のパシリみたいな役割しかしてないようにも見えるし、キャラがよくわからんかった。

飛行機内が舞台になる映画↓

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