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映画 インファナルディパーテッド黒白道 ネタバレ感想

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インファナルディパーテッド黒白道

裏社会のボス、ダークの組織に潜入していたホイサンは、ついにダークの逮捕に成功。警官の職務に戻ることができたが、長いこと黒社会にいたせいでまともな生活が難しくなっちゃう悲惨な話。主演が豪華なので見る価値はあるが、キャストを活かしきれてない感もある。ネタバレあり。

―2006年公開 香 90分―

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解説・スタッフとキャスト

解説:愛と裏切り、正義と友情の狭間で苦悩する潜入捜査官を描いたアクションノワール。ホイサンの4年間にも及ぶ潜入捜査により、マフィアのボスを逮捕。晴れて警官に戻ったホイサンを待っていたのは、一般的な生活の違和感と仲間たちの疑いの目だった。(KINENOTE)

監督・脚本:ハーマン・ヤオ
出演:ニック・チョン/アンソニー・ウォン/フランシス・ン

ネタバレ感想

実は前から観たかった作品。配信やレンタルでは見当たらないので、DVDを購入した。何で観たかったというと、俺の好きなフランシス・ンがマフィアのボス役をやってるから。さらに、主人公がニックチョンで、アンソニーウォンも出てるからね。

ジョニートー監督が描く黒社会の作品が好きな人ならこの人たちを知らないわけはなく、当然俺は好きなので知らないわけがなく、であるから、本作でこの3人がどんな絡みを見せるのか、そしてフランシス・ンがどんなボス役を演じるのか興味があって鑑賞したんである。

で、まずはお目当てのフランシス・ンであるが、思ったほどに出番が多くなくて残念…。しかも、冒頭ですぐに捕まっちゃうし。過去の回想シーンで何度か登場するものの、さほど大物悪人って感じもしなくて、組織の規模的にも街のチンピラ軍団程度にしか見えないのがまた何とも…。この程度の組織に頑張って潜入して、しかも摘発までに4年もかかっちゃうのってどうなんだろうね。

続いて期待してたアンソニーウォンであるが、今作では警官役。『インファナルアフェア』んときの正義のためなら汚いこともしちゃうし、とは言え無能でもない善人ーーみたいな複雑なキャラが演じられるアンソニーウォンであるが、今作では何だかキャラが定まってないような印象を受けてしまった。

ラストのほうで、ニックチョン扮するホイサンの自暴自棄的な暴走を説得する場面はなかなか名シーンだとは思う。思うけども、そこに至るまでの彼とホイサンの間柄が悪すぎるし、そうした中でもお互いを認め合うような描写もないために、あの説得シーンも何だか唐突に感じてしまった。

ということで、最後にニックチョン。主役だけあって当然露出は多く、潜入捜査を経て警官に戻った男の苦悩をよく演じているんだけども、その悲惨さになかなか重みを感じられないという…。これは要するに、役者の演技うんぬんよりは作品の脚本とか演出が、あまりよくないからこうなってしまうんだろうか。

とりあえず冒頭で彼は傷を負って死んじゃってるような描写があって、実際にラストで死んじゃってるのがわかる。そんな彼の潜入捜査官時代と警官時代の出来事を、何度も何度も行ったり来たりすることで、彼の苦悩と悲惨さを描き出しているんだけども、あまりにも唐突に行ったり来たりするもんだから、シーンの変わり目がようわからんところもあって、どっちの時代なのかを特定するのに数秒かかっちゃうこともあった。

恋人との関係の扱いもけっこう雑で、自分が実は警官であることを告白するシーンとかはなく、捜査終了後に関係は終わったのかと思わせておいて実は続いているようで、でもやっぱりうまく行かなかったようだが、これまた過去と現在を行ったり来たりで、わかりづらい。

潜入捜査官を題材にした映画って香港に限らず、いろんな国でたくさん撮られてて、俺はこの手の映画が大好きなのでたくさん観ている。その中で本作の良い所は、潜入捜査が終了した後の警官の苦悩って奴が描かれているところで、そこは評価ポイント。しかし、その警官の苦悩ってやつが巧く表現しきらない間に話がアレヨアレヨと進んでっちゃってる印象もあって、何ともそこが残念であった。

あと、この適当な邦題は何とかならなかったのか。

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