謎解き、解釈が難しい、わけがわからない作品紹介します!
最初から最後まで鑑賞してもなんだかよくわからん映画ってあるよね。で、その「なんだかよくわからん」てのにも種類があると思うんだけど、それに触れるのはやめて、さっさと紹介に入ります。
アンダー・ザ・シルバーレイク
2018年、俺が劇場で観た作品の中で、この作品だけは本当にわけがわからんかった。別につまらないとは思わなかったものの、細部にわからないことが多すぎて、解釈に困るーーというか、解釈なんぞできねぇ。
こうした創作物に必ずしも意味とかは必要ないとは思うものの、やっぱり人間が創造するものなわけだから、どっかしらに作り手の意図は出ざるを得ないもんだと思う。この作品については、それがまったくわからんかったのである。同じ監督の、『イット・フォローズ』は好きだったんだけどなぁ。この作品は突き抜けすぎちゃって異次元だよ。
スイス・アーミー・マン
これはわけわからないけど、そのわからなさも楽しめた作品。ポール・ダノとダニエル・ラドクリフのポンコツコンビがいい。一人の青年の成長を描いた、異色の青春成長物語ですな。
プライマー
時間移動とかタイムループものの作品が好き。一時期そういう作品ばっかり探して鑑賞していたことがある。そのときに見つけたのがこれ。とにかく、一回鑑賞しただけでは何が起こっているのかさっぱりわからない。
繰り返し観ていくとわかるらしいんだけど、とてもそんな気にはなれなかった映画だ。時間移動やループが物語の軸になる作品って、最近思うに、小説とかのほうが良作がたくさんあるような気がする。
こないだ乾くるみのミステリ作品、『リピート』てのを借りて読んだらそう思った。久しぶりに過去のSF小説とかから時間移動系探して読んでみようかな…というのはぜんぜん関係ねぇ話だな。
キル/オフ
これも本当に意味わからん。風呂敷広げまくって全然たためてないように感じる作品だ。久しぶりに記事読み返してみて思ったんだけど、たぶん、○○は死んでたんだろうね。それがわかったからといって糞映画には変わらないんだけど。
イレブン・ミニッツ
たくさんの登場人物の11分間を描き、それがラストの展開に収斂されていく作品。これまた鑑賞者には不親切なつくりだ。でも、けっこう評価されている作品みたいなので、好きな人も多いんだろうね。
――てなことで5作品でした!
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