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映画 リーサルウェポン ネタバレ感想 バディムービー的アクションの名作

リーサルウェポン
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リーサル・ウェポン

―1987年製作 米 110分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:家庭思いの黒人刑事と自殺志望の刑事が、麻薬組織を潰滅させるまでの警察アクション。製作はリチャード・ドナーとジョール・シルヴァー。監督は「レディホーク」のリチャード・ドナー。脚本はシェーン・ブラック、撮影はスティーブン・ゴールドブラット、音楽はマイケル・ケイメン、エリック・クラプトンが担当。出演はメル・ギブソン、ダニー・グローヴァーほか。ドルビー・ステレオ。(KINENOTE)

あらすじ:LA。高層アパートから娼婦(ジャッキー・スワンソン)が飛び降り自殺をする。50歳の誕生日を妻トリッシュ(ダーレン・ラヴ)、娘リアン(トレーシー・ウルフ)らに祝福されて家を出た黒人刑事ロジャー・マートフ(ダニー・グローヴァー)が捜査に当たる。被害者アマンダが戦友の銀行家マイケル(トム・アトキンス)の娘と知り暗然とした気持ちになるロジャー。署につき、新しい相棒が、自殺志望で麻薬課から移ってきたマーティン・リッグス(メル・ギブソン)と知り、ますます沈む。マーティンは妻を交通事故で亡くし、毎朝目覚めると拳銃を顔に向けるのだった。屋上から自殺志望者とともに下の緩衝マットに飛び降りて、またロジャーを嘆かせた。アマンダのパトロン宅を訪ねて、銃撃戦を展開。夜、ロジャーはマーティンを家へ招き、2人は胸襟を開きあう。ロジャーはマイケルを問い詰め、ヴェトナム戦争当時の特殊部隊の一部がその後、将軍(ミッチェル・ライアン)指揮のもとに大掛りなヘロイン密輸を行ない、マイケルの銀行を隠れ蓑にしていたことを聞き出すが、将軍の手下のジョシュア(ゲイリー・ビジー)がヘリで襲来してマイケルを射殺してしまう。その後、マーティンはジョシュアに生命を狙われ、危うく助かるが、敵を欺くため殉死と発表する。リアンがさらわれ、ロジャーは砂漠に呼び出される。マーティンが隠れて狙撃するが、つかまってしまい、マイケルからどれだけ聞いたかと拷問される。しかし、死力を振りしぼり、反撃に転じた。ロジャーは将軍の車に銃弾をぶちこみ、車はバスに激突し、中にあった手榴弾が爆発し将軍は焼死する。車で逃げ出したジョシュアをマーティンが疾走して追いかけるが、逃げられてしまう。彼はロジャー宅に急ぐが、誰もいなかった。マーティンが来て2人は素手で殴り合い決着をつけることにした。死闘の末、ジョシュアは破れた。しかし、抱き起こした警官の銃を抜き取りマーティンとロジャーを狙う。その一瞬前にマーティンとロジャーはともに銃を抜きジョシュアを射殺する。自殺願望がなくなったマーティンはロジャー宅でクリスマスを過ごす。(KINENOTE)

監督:リチャード・ドナー
脚本:シェーン・ブラック
出演:メル・ギブソン/ダニー・グローヴァー

ネタバレ感想

80~90年代のアクションシリーズと言えば、この『リーサルウェポン』と『ダイハード』が双璧。俺は子どもの頃は完全な『ダイハード』派で、こっちのシリーズをちゃんと見たのはけっこう遅い。たぶん、三作目が出た頃くらいに地上波で1と2を観たような気がする。

それでもやっぱり『ダイハード』のが好きだったけど、こうして見返してみるに、一作目のリッグスの世捨て人感はなかなかのもので、自暴自棄からくるハチャメチャな仕事ぶりがこの主人公の魅力になっている。

リッグスはシリーズが続くごとにマータフとの絆が深まり、自殺衝動はなくなる。それとともにシリーズはバディコメディ的な作品に変わっていき、最終的にはファミリー映画になっていくわけだが、そう考えると、リッグス刑事の再生物語なんだなぁと思わされる。

てなことで、マータフもリッグスもそれぞれベトナム戦争に従軍経験があったことを今回で初めて知って、なるほどなんとも時代を感じさせると同時に、『ランボー』などと比べると彼ら二人は立派に社会人として世を生きられているわけだから、かなりタフな精神の持ち主と言えなくもない。

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