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映画 リーサルウェポン4 ネタバレ感想 ジェットリーの悪役面が最高!

リーサルウェポン4
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リーサル・ウェポン4

―1998年公開 米 127分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:L.A.の暴走刑事コンビの活躍を描く人気シリーズの6年ぶりの第4弾。監督はシリーズ産みの親で「マーヴェリック」のリチャード・ドナー。脚本は人気テレビ・シリーズ『NYPDブルー』を手掛け、本作が映画デビュー作となるチャニング・ギブソン。製作はドナーとシリーズ全作を手掛けたジョエル・シルヴァー。製作総指揮は「トゥルー・ロマンス」のスティーブ・ペリーと「アルマゲドン」のジム・ヴァン・ウィク。撮影は「追跡者」のアンジェイ・バートコウィアク。音楽はシリーズ全作を担当している「ロビン・フッド」のマイケル・ケイメン、ロック界のスーパースターのエリック・クラプトン、『ダブル・ビジョン』でグラミー賞に輝いたデイヴィッド・サンボーン。美術は「カラーパープル」のJ・マイケル・リーヴァ。衣裳は「痩せゆく男」のハ・ニューエン。主演はシリーズの顏である「陰謀のセオリー」のメル・ギブソン、「レインメーカー」のダニー・クローヴァー。共演は前作から加わった「身代金」のレネ・ルッソ、「カジノ」のジョー・ペシら常連メンバーに加えて、「身代金」のクリス・ロック、初のハリウッド進出第1作となる「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのリー・リンチェイが敵役で登場。(KINENOTE)

あらすじ:ロス警察の名物刑事、マーチン・リッグス(メル・ギブソン)とロジャー・マータフ(ダニー・グローバー)が、火炎放射器を手に完全武装した凶悪犯と銃撃戦を展開しているさなか、リッグスは彼の恋人であるローナ(レネ・ルッソ)が妊娠していることを知らされる。今回もタンクローリーを吹っ飛ばすほどの暴れぶり。そんなふたりのお陰で保険会社から愛想を尽かされつつあるロス警察は、最後の策として彼らを警部に昇進させることにした。内勤につかせておくためだ。図に乗って大喜びするふたり。そんなある日、ヨットでお騒がせ会計士のレオ(ジョー・ペシ)と釣りに出かけていたふたりは中国からの密航船を発見し、スネークヘッドたちとの格闘の末、船を座礁させる。だが、避難用ボートの中に隱れていたホン(エディ・コー)とその一家に同情したマータフは、違法と知りながら自分の家にかくまうことに。ふたりは、若手刑事バターズ(クリス・ロック)と共に密航事件を捜査し始め、チャイナタウンの黒幕であるクー(リー・リンチェイ)の存在を暴き出す。クーは、大陸で強制労働についている4人の長老を人民解放軍との闇取引で手に入れるために、大量のニセ札をヤミ工場で印刷していた。クーたちはマータフ家を急襲、リッグス、マータフも駆けつけたがクーのカンフーによって叩きのめされ、ホン一家は連れ出され、全員縛り付けられた上で家に火を放たれる。間一髪のところで逃げ出したリッグスたちは4人組の引き渡しが行われる場所へ急行。ニセ札で取引をしようとしていたことを人民軍にしらせ、クーの顏を丸潰しに。怒りに燃えるクーとふたりは死闘の末、勝利を収めるのだった。(KINENOTE)

監督:リチャード・ドナー
出演:メル・ギブソン/ダニー・グローヴァー/ジョー・ペシ/レネ・ルッソ/クリス・ロック/ジェット・リー

ネタバレ感想

ついにシリーズ四作目。昔は地上波でよく放映してて、今回久しぶりの鑑賞になったけども、これまた面白い。シリーズのどの作品も一定水準の面白さを保っているのって、けっこうすごいことだよね。

で、前作の感想に引き続いて似たようなことを言うと、本シリーズの良さは一作ごとにあらたなキャラが登場して、それがきちんと物語内の重要なポジションを占めていて、ストーリーに彩を加えていることだ。

今回ではそれが誰かというと、マータフの娘を孕ませちゃっているバターズ刑事である。こいつ一人でもリッグスやマータフ、レオとのコメディ的絡みで楽しませてくれるんだが、今回はもう一人重要人物がいて、それが敵役のジェット・リーである。

当時の彼は、ハリウッド進出したばかりだったと思うんだけど、キレッキレで技のスピード速すぎだし、シリーズ歴代の悪役の中でも最も強い。しかも圧倒的に。だからマータフはもとより、年を感じ始めたリッグスもこいつには全然歯が立たなくて、こんな奴とどうやって戦うんだろうと思わせておいて、二人は逃げずにこいつと対峙し、瀕死になりながらもやっつけるという展開が熱い。

ともかく、ジェットリーの悪役ぶりと悪役面が非常に様になってて、この後に彼が主演を務める作品のすべてに違和感を覚えるようになってしまうくらい(正義側の役だから)、本作での彼の面構えのインパクトは俺にとって強烈だった。

ラスト、これまでの登場人物の多くが一堂に会して記念写真をするときに、自分たちを「ファミリーです」というシーンは、作品を順番に鑑賞してきた人間としては、非常に感慨深い。大団円だ。でも、マータフとリッグスの上司が(署長だっけ?)があの写真に納まるのは場違いの感もあるのだが(笑)。一作目からの皆勤賞だからかな?

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