スペンサー・コンフィデンシャル
―2020年製作 米 110分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:2020年制作のアメリカ合衆国のアクション・コメディ映画。作家ロバート・B・パーカーが生んだ人気ハードボイルドシリーズ「スペンサー・シリーズ」を、パーカーの死後にシリーズを引き継いだエース・アトキンスの小説Robert B. Parker’s Wonderlandを基にしたアクション・コメディ映画。ピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演(兼製作)。Netflixオリジナル映画。(wikipedia)
あらすじ:元警察官のスペンサーは5年の刑期を終えて出所後、ひょんなことから同居人となったホークと共に、自身が投獄されるきっかけとなった殺人事件の謎を調査する。やがて2人は、その裏に潜む汚職警官や麻薬カルテル、大物政治家らの絡む巨大な悪をつきとめるが、それによって命を狙われることになる。2人は悪党どもを相手に大暴れの肉弾戦を展開する。 (wikipedia)
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォルバーグ/ウィンストン・デューク/アラン・アーキン
ネタバレ感想
ネットフリックス配信をけっこう楽しみにしてた作品。で、鑑賞して観たらけっこう面白かった。それぞれのキャラにきちんと特徴があって、それぞれの掛け合いがコメディとしてしっかり楽しめる。特に、スペンサーの恋人役がよくて、スペンサーのやってることをバッドマンにたとえてディスるシーンで彼女の好感度が爆上げされた。
まぁそんなわけで、なぜタイトルがコンフィデンシャルかというと、物語後半でスペンサーが語る過去にそれが示され、彼がなぜそんなに執拗に正義を貫こうとするのかもなんとなくわかってくる。で、ラストのハチャメチャ展開になっていって、それはそれで楽しめる。
ただ、バディームービーとしては少し弱い。同居人のホークがスペンサーと絆を深めて彼の仕事を手伝うようになっていくのはいいんだけど、どうして彼がスペンサーをそこまで助けようとしたのか、どういう心境の変化があったのかが、あまり濃く描かれないからだ。
そこだけは少し残念だけど、肩ひじ張らずに楽しめる娯楽作品として観れば楽しめる。ネットフリックスのこの手の配信作品はキャストが豪華でも残念な内容が多いけども今作はよい。
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