スポンサーリンク

映画 コンフィデンシャル/共助 ネタバレ感想 顔面格差激しすぎ(笑)

コンフィデンシャル共助
スポンサーリンク

コンフィデンシャル/共助

北の堅物イケメン刑事と南のおっちょこちょいな顔面破壊刑事がジタバタしながら偽札組織を追い詰めるバディームービー。この手の映画は細部なんてどうでもよくて、アクション要素や2人がコンビとなるプロセスを楽しめばよい。ネタバレあり。

―2018年公開 韓 124分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:2017年上半期、韓国国内で動員数ナンバーワンヒットとなった刑事アクション。偽札組織に妻と仲間を殺された北朝鮮の刑事チョルリョンは、組織を追って韓国を訪れる。そして、韓国の庶民派ダメ刑事ジンテが、チョルリョンと共に捜査に当たるが……。出演は「王の涙 イ・サンの決断」のヒョンビン、「LUCK-KEY/ラッキー」のユ・ヘジン。監督は「マイ・リトル・ヒーロー」のキム・ソンフン。(KINENOTE)

あらすじ:北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)は、アメリカドルの偽札を作る犯罪グループを逮捕する任務の遂行中、上司チャ・ギソン(キム・ジュヒョク)の裏切りによって、仲間と妻を殺されてしまう。そして、組織は偽札を作る銅版を奪って韓国に逃亡。その事実が明るみに出ると、世界を揺るがす危機に発展することは確実だった。秘密裏に取り返さなくてはならない北朝鮮は、チョルリョンをソウルに派遣する。国際犯罪者の逮捕要請を受けた韓国側は、庶民派ダメ刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)を任務に当たらせ、歴史上初の南北共助捜査を極秘に契約。しかし、韓国は北朝鮮の真の思惑を探るべく、捜査を偽装してカンにチョルリョンの密着監視を命じていた。こうして、出会うはずのなかった刑事コンビはそれぞれの思惑を秘めつつ、凶悪な犯罪組織との戦いに身を投じてゆく……(KINENOTE)

監督:キム・ソンフン
出演:ヒョンビン/ユ・ヘジン/キム・ジュヒョク/イム・ユナ/チャン・ヨンナム/イ・ドンフィ

ネタバレ感想

ここまで顔面格差があるコンビもなかなか珍しい。主人公で韓国警察の刑事=ジンテは奥さんに「破壊的な顔面」と言われるほどの容姿の持ち主(笑)。一方、北朝鮮の刑事、チョルリョンはなかなかイケメンであり、射撃・格闘術にも秀でたエリート。ジンテの家に居候する女性(ジンテ嫁の妹)が、一目ぼれしちまうのも無理はない。

ただ、チョルリョンは、なかなかの堅物であり、ジンテに対してもなかなか心を開かない。もともと堅物なんだろうが、本作の敵役に奥さんと仲間を殺されているので、ほぼ心が死んじゃっているような感じだから、余計にたちが悪いのである。

一方のジンテは破壊的な顔面で、さらに間抜けなので刑事としての働きもあまりよろしくはない(顔面のせいではないだろうが)。ただ、奥さんは美人だし働き者だし、娘も可愛いし、嫁の妹も美人だ。女性に囲まれた生活で苦労はしているようだが、愛されてもいるようなので、なかなか幸せなやつである。

なぜ愛されているかというと、間抜けだが性格がよいからだろうと思われる。そして、父親および家長としての役割を果たそうと努力はしている。こういう人間だからこそ、堅物との共助捜査も何とかこなせるのであり、最終的には、物語を通じて2人の刑事はそれぞれに成長しつつ、コンビとして相互の信頼を高めていく。

南北の刑事がコンビを組むという異色な内容ではあるものの、凸凹コンビが繰り広げるアクション的バディームービーとしては、内容にさほどの目新しさはない。ないけども、単純な娯楽作品としては、安心して観られる水準ではあるし、ところどころ笑えるので、見て損はない内容だ。ただ、突き抜けたバイオレンスや悲劇的で救いがない内容の韓国作品が好きな人には物足りないかもしらん。

映画『エイリアン・ネイション』ネタバレなし感想 刑事が異星人とコンビを組むバディムービー
ある惑星から異星人が地球(アメリカ)に移民してくる。彼らを受け入れ、共に社会生活を営む中で起きた殺人事件を刑事が捜査する話。彼とコンビを組む相棒が異星人というところに、この作品の面白味がある。ネタバレなし ―1989年公開 米 90分―
映画『嘘を愛する女』ネタバレ感想
サスペンスミステリー的な内容かと思いきや、長澤まさみと吉田鋼太郎の疑似父娘体験を通じたバディムービーであり、最終的にはラブロマンスな内容であった。最初からネタバレした感想なので、未見の方は注意。 ー2018年公開 日 117分―
映画『ヒドゥン』ネタバレ SFアクションの傑作! 結末までの見どころ紹介 
映画評論家の故・淀川長治さんが長く解説を務めていた名番組、「日曜洋画劇場」で放映されていたのを鑑賞したことがある、アラフォー世代の人も多いはず。つくりはB級ぽいけども中身はA級、SFアクションの傑作である。見どころを紹介した後、ネタバレあり。 ―1988年公開 米 96分―
映画『ナイスガイズ!』ネタバレなし感想 ラッセル・クロウ太り過ぎだろ(笑)
ラッセル・クロウは役作りのためにデブになったんだろうか。あれ、太りすぎだと思うんだが(笑)。見どころは、ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウが共同で捜査を進める中でお互いの個性を知りつつ、次第に息の合ったコンビ芸をコメディタッチで魅せるところにあるんだと思うんだけども…ネタバレなし。―2017年公開 米 116分―

コメント

タイトルとURLをコピーしました