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映画 雪暴 白頭山の死闘 ネタバレ感想 強盗団VS刑事VS山小屋の人

白頭山の死闘
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雪暴 白頭山の死闘

強盗団に親友かつ相棒を殺されちまった刑事が、執念で相手を追い詰めるべく奮闘。そこに美人なヒロインとの恋模様みたいなのを絡めて描かれるクライムサスペンス。

―2020年公開 中 113分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:釜山国際映画祭最高賞受賞の犯罪サスペンス。白頭山の麓の小さな町で、強盗団による黄金輸送車強奪事件が発生。刑事のワンとハンが捜査に当たるが、ハンは強盗団に殺される。さらにワンの親友シーを人質にした犯人は、雪が激しく降り続く山小屋に立てこもる。出演は、「グランド・マスター」のチャン・チェン、「悟空伝」のニー・ニー、「帰れない二人」のリャオ・ファン。シネマート新宿・心斎橋『のむコレ3』で上映。(KINENOTE)

あらすじ:中国と北朝鮮の国境に程近い、白頭山の麓にある小さな町で、強盗団が黄金輸送車を強奪する事件を起こす。刑事のワン(チャン・チェン)は同僚で友でもあるハン(リー・グアンジエ)と捜査に当たるが、その最中に遭遇した強盗団によってハンが射殺される。ワンは友の仇を取るため強盗団を追跡するが、親友シーを人質に取られてしまう。強盗団は、雪が激しく降り続く山小屋に立てこもる。ワンは、極限状態のなかで生死を賭けた熾烈な戦いに挑む。(KINENOTE)

監督:ツイ・シウェイ
出演:チャン・チェン/ニー・ニー/リャオ・ファン/リー・グアンジエ

ネタバレ感想

別に期待しないで鑑賞したら、なかなか面白かった。雪深い山中の風景がキレイだし、吹雪の過酷さもそれなりに伝わってくる。んで、ヒロインが美人。それ以外に何が楽しいかと言われると、無駄に耐久力の高い登場人物らの血みどろの闘争だろうか。一人だけ、主人公の二人目の相棒はあっさり死んでしまって、不憫でならぬ(笑)。

この物語の主人公はあまり自分の心情を語らない奴で、本当はヒロインのこと好きで一緒に生活したいのに、同じく彼女に惚れてた親友かつ刑事としての相棒が強盗団に殺されちまったので、金塊を奪って行方知れずになった強盗団のしっぽをなんとしてでも捕まえてやろうと、1年以上も奴らの行方を追っていたのだ。

その間、ヒロインとは両想いっぽいことが判明するんだけども、親友を裏切っているような感じがして、なかなかそっち方面は進展できない。そんなときに、強盗団が隠しておいた金塊を回収しに戻ってくるのだ。ところがその現場へヒロインが図らずも介入してくることになって、さらにそこに謎の山小屋コンビが絡んできて、物語は金塊を持ち去りたいものと、それを守り抜こうとする人間らで三すくみの様相を呈してくるのである。

この映画の分かりづらいのは、刑事と強盗団のほかに、山小屋の2名が登場することだ。あいつらの存在が俺は最初から最後までわからんかったのだが、強盗団とは仲間でないってこといいんだよね? おそらく、偶然金塊の存在を知り、刑事と強盗団がやりあうドサクサに紛れてお宝頂戴したい奴らだったんだと思うんだけども、俺が見逃したのか何なのか、すごく中途半端な存在に見えて邪魔くさくて仕方なかった。

しかし、彼らがいないと物語が転がらないという意味では重要なのであり、やっぱり必要だったんでしょうな。にしても、みんな防寒服だし、ひげが生えてるやつが2人出てきたりで、なかなか人を見分けるのが難しいシーンもあって、それなりに集中を要する内容だった。つまらなくて寝ちゃう人もいるだろうなぁ(笑)。

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