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映画 クリフハンガー ネタバレ感想 スタローンがラストまでセーターだけで雪山を激走

クリフハンガー
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クリフハンガー

山岳救助隊役のスタローンが、Tシャツにセーター1枚で、雪の降り積もるロッキー山脈の岩壁をよじ登ったり、山中にある洞窟や山肌を駆けずり回ったりしながら悪者たちを出し抜こうと奮闘する話。ネタバレあり。

―1993年公開 米 112分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:標高4000メートルの山中で、1億ドルのトランクを巡って国際的犯罪組織と争奪戦を繰り広げる男の超人的な活躍を描く、山岳冒険活劇。監督・製作は「ダイ・ハード2」のレニー・ハーリンが当たり、共同製作は「氷の微笑」のアラン・マーシャル。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ターミネーター2」のマリオ・カサール。脚本はジョン・ロングの原案を元に、本作でデビューのマイケル・フランスと主演のシルヴェスター・スタローンが執筆。映画用ストーリーはフランス。撮影は「エイリアン3」のアレックス・トムソン。音楽は「ラスト・オブ・モヒカン」のトレヴァー・ジョーンズ。SFXはボス・フィルムが担当。クライミング・コーディネーターを「K2 ハロルドとテイラー」「ザ・スタンド」のマイク・ワイスが手掛けている。主演は「オスカー(1991)」「刑事ジョー ママにお手あげ」とコメディが続いたが、久々にアクションに復帰したシルヴェスター・スタローン。共演は「リコシェ」のジョン・リスゴー、「ヘンリー」のマイケル・ルーカー、「マグノリアの花たち」のジャニン・ターナー、「推定無罪」のポール・ウィンフィールドほか。(KINENOTE)

あらすじ:天才的なクライマーのゲイブ・ウォーカー(シルヴェスター・スタローン)はロッキー山脈でレスキュー隊の仕事についていたが、同僚の親友ハル(マイケル・ルーカー)とその恋人サラの救出に向った際、ハルの目前でサラの救出に失敗し、彼女を死なせてしまう。ハルはゲイブを憎み、ゲイブは自責の念から山を下りる。8か月後、事故以来、別れてしまった同僚で恋人のジェシーの前に、ゲイブが姿を現した。彼女はあなたは最善を尽くしたと慰めるが、彼は耳を傾けなかった。そのころ、1億円を3個のトランクに詰めた財務省造幣局の秘密輸送機が、クエイルン(ジョン・リスゴウ)を首領とする国際的犯罪組織の小型ジェット機に襲われた。組織に内通する造幣局のトラヴァース(レックス・リン)の手引きだった。だが計画は失敗し、ジェット機は不時着、3個のトランクも山中へ消えた。クエイルンはにせの救難信号を発し、現場に向かったハルとゲイブを脅してトランクを探すように強要する。ゲイブは追ってきたジェシーと協力して厳寒の山岳地帯で一味に戦いを挑み、壮絶な死闘の果てに、ついにクエイルンを倒すのだった。(KINENOTE)

監督:レニー・ハーリン
出演:シルベスター・スタローン/ジョン・リスゴー/マイケル・ルーカー/ジャニン・ターナー/レックス・リン/キャロライン・グッドール/ポール・ウィンフィールド

ネタバレ感想

適当なあらすじ

凄腕のクライマーのゲイブ(スタローン)はロッキー山脈の山岳救助隊員として働いている。同僚のハルは親友で、同じく同僚のジェシーは恋人だ。ある日、ハルが登山経験の乏しいサラを連れてロッキー山脈デートしたら、ハルは間抜けにも足を怪我してしまい(どうやってあんな山の上まで二人で行けたのか、どうやって怪我したのかは謎)、ゲイブが救助に向かうことに。

で、ジェシーが操縦する救助ヘリにサラとハルを乗せようとするんだけども、いろいろあってサラは窮地に陥っちゃって、ゲイブは必死こいて助けようとするんだけど、助けられずにサラは転落死してまう。

その後、ゲイブは仕事を辞めて山を下りていたが、ジェシーのことが忘れられず、山に戻る。ジェシーに一緒に別の場所で住もうと誘うも、ジェシーは「ここが私の家よ」と譲らない。彼女は責任を感じて山に戻ろうとしないゲイブに失望しているようだった。

ところがそんなときに、悪者たちが造幣局かなんかの金を奪っていろいろあって、ゲイブはハルとともに、悪者たちの要求で金の入った3つのトランク探しに協力することに。しかし、山の男である二人は、昔とった杵柄的友情力を発揮して、見事、悪役たちのトランクの金をすべてオジャンにしたうえ、敵の一味を皆殺しにすることに成功するのであったーーというのが適当すぎるし、誇張のあるあらすじ。

ジョンリスゴーとか懐かしい

スタローンがTシャツの上にセーター1枚という寒すぎる格好で奮闘する山岳アクション。初見の頃はもっと派手なアクション作の印象があったけど、こうやって見返してみると、けっこう地味な内容だ(笑)。

ちなみにゲイブの親友であるハルに扮しているマイケル・ルーカーも息が長い俳優だなと思う。未だにいろんな作品の脇役で見かけるからなぁ。それは、悪役のボスを演じてるジョン・リスゴーも同じ。この作品と同じ頃に制作されてる『レイジング・ケイン』とか、いずれ機会があればこのブログでも紹介したいところだ。

高所恐怖症のスタローン

それにしてもこの映画、もう25年以上前の作品なのか…。公開時は新宿の劇場で鑑賞したわけだが、あれからそれだけの年月が経ちゃぁ、当然俺も中年オヤジになるわけだ…悲しい(笑)。しかしそう考えると、70歳過ぎても未だに現役のランボー…、じゃなくてスタローンてすごいな。だって、『ランボー5』制作中らしいから。まだアクションできるのか――というか、まだ乱暴したりないのかよと思わなくもない(笑)。

さらに関係ない話をすると、このブログではシュワルツェネッガーよりも、スタローンの出演作品を紹介することが多い。10代の頃はさほど意識してなかったが、おそらく俺は、スタローンのほうが好きだったし、今でもそうなんだろうなということに気付かされた。

全然作品と関係ねぇ話ばっかだな(笑)。ちなみに、スタローンは『ランボー3』の撮影のときに、高所恐怖症であることが発覚したらしい。なんでも、『ランボー』1作目でかなりの高所のシーンから落下して怪我したのが、トラウマになっちゃったんだとか。それにも関わらず、今作によく出演したなと思う。さすがだ。

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