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映画 コブラ ネタバレ感想 スタローンVS狂信者軍団

コブラ
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コブラ

スタローン演じるロス市警のデカ、マリオン・コブレッティこと通称コブラが、狂信的な殺人軍団を相手に殺し合いを繰り広げるバイオレンスアクション。常にマッチを口にくわえて皮手袋を外さない、コブレッティ刑事の胡散臭さとダサかっこよさが最高な作品(褒めてます)。ネタバレあり。

―1986年公開 米 88分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ロサンゼルスを舞台に凶悪殺人集団を相手に活躍するロス市警の刑事、通称「コブラ」の姿を描く。製作はメナハム・ゴランとヨーラム・グローバス、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェイムズ・D・ブルベイカー、監督は「ランボー 怒りの脱出」のジョージ・P・コスマトス。ポーラ・ゴスリングの原作を基にシルヴェスター・スタローンが脚色・主演。撮影はリック・ウェイト、音楽はシルヴェスター・リヴェイが担当。共演はブリジット・ニールセン、レニ・サントニなど。(KINENOTE)

あらすじ:犯罪都市ロス。狂信的な殺人集団による連続殺人が続発し、市民を恐怖のどん底にたたきこんでいた。「未来はオレたちのものだ。ブタどもを殺せ」と叫ぶナイト・スラッシャー(ブライアン・トンプソン)に率られた一団で、手あたり次第に市民を虐殺していった。ロス市警のハミ出し刑事マリオン・コブレッティ(シルヴェスター・スタローン)は、市警内外にその名も高き一匹狼。誰もが敬遠する毒蛇のような執念さから通称「コブラ」と呼ばれている。ある日、例の殺人凶行現場を偶然に1人の女性が目撃した。モデルを職業にしているイングリッド(ブリジット・ニールセン)だ。そして彼女は、ナイト・スラッシャーの標的となり、深夜の帰途、危機一髪のところを警察に救われた。イングリッドのガードを担当したコブラは、一大殺人軍団を叩きつぶそうと行動を開始した。自宅にパソコンを持ち犯人割り出しに急ぐコブラ。一方、負傷して病院に入っていたイングリッドがその頃狙われたが、再び危機一髪のところを、コブラがかけつけた。相棒の刑事と婦警を引き連れ、山の中のモーテルに逃げ込むコブラ。そこにナイト・スラッシャーの大軍団が攻めてきた。相棒の刑事がやられ、ついて来た婦警が軍団の手先であったことがわかる。イングリッドと車で逃げるコブラは、製鉄所に逃げ込み、残りの軍団と死闘を展開、みごとに打ち勝つのだった。(KINENOTE)

監督:ジョージ・P・コスマトス
脚色:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン/ブリジット・ニールセン/アンドリュー・ロビンソン

ネタバレ感想

10代の頃に観た作品は心に残りやすい

初鑑賞は『日曜洋画劇場』。その後、何度か地上波で放映されては鑑賞し、ともかく数年に一度は観たくなる作品だ。おそらく、中年になった今のこの歳で本作を初鑑賞してたら、あまり印象に残らなかっただろうなと思われる。やっぱり10代の頃に触れた作品ってのは心に残り続けるものが多いってことだ。この作品なんかはけっこう突っ込みどころも多いので、地上波で鑑賞した翌日に、学校で友人たちと感想を述べ合ったものである。楽しかったなぁ…。

コブレッティがダサかっこいい(笑)

この映画の何が良いかって、クールで一匹狼という設定のコブラの服装やら立ち居振る舞いというか、存在そのものが胡散臭くて笑っちゃうところだ。そもそも、この人は何でマッチを常に口にくわえているんだろうか。あんまりマッチを使うシーンもない。何で楊枝ではなくマッチなんだろうか。

そして、コブレッティ刑事は常に皮手袋をしている。外さない。犯罪者を射殺した日、帰宅した彼は、冷蔵庫から冷えたピザを取り出し、それを食す。手袋を外さずにだ。汚いだろ、外せよ(ちなみにこのシーンは、地上波だとカットされていることもあった、確か)。

とか馬鹿にしてはいるけどもコブレッティ刑事は、常に冷静沈着、犯罪者を追い詰めていく姿はかっこいいのである。特にかっこいいのは、何という車か知らんけど、やたらと頑丈で速い車に乗っているところだ。何とこの車、ニトロモードに切り替え可能なのである。ニトロとかいうスイッチを入れると、車のスピードがアップするのだ。どういう仕組みなのかよくわからんが、すごい。さすがコブレッティ刑事の車である。

新世界(笑)をつくりたい狂信者たち

で、そんなコブレッティと敵対することになる狂信者軍団。何でも「新世界をつくる」ことが目的らしい。そのために、世にはびこるブタども(単なる一般市民)を一人ひとり抹殺しているのだ。

一人ひとりだ。…なんて地味なんだ。どんだけ気の長い計画なんだよ。

こんな感じの奴らだから、犯罪の瞬間を目撃されたモデルを殺すために、執拗に追い回す執念深さ。なんでそんなに追い回すかというと、警察にチクラれて捕まると困るからだ。そらそうだとは思うが、そんな瑣事にばかり目がいくようでは、とても「新世界」は作れないと思うんだがな。そもそも新世界って何なんだよ(笑)。とか突っ込んでも仕方ないんだけど。

まぁそんなわけで、何度観ても楽しめるアクション作品です。ラスト、軽快な音楽が流れる中、守りきった女性を後部座席に乗せて颯爽と去っていくコブレッティ。実は当時、彼女(ブリジット・ニールセン)とはリアルで夫婦の関係(後に離婚w)にあったコブ…じゃなくてスタローン。さすがだ。

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