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映画『ジュラシック・ワールド(2015)』ネタバレ感想 雑談多めです

ジュラシックワールド
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ジュラシック・ワールド(2015)

2018年7月に最新作が公開されるってことで、あらためて鑑賞。内容忘れてたけど、なかなか面白かった。やっぱり、このシリーズは躍動する恐竜および翼竜、海棲爬虫類を眺めて楽しむものなんである。記事の大半が個人的雑談です。ネタバレなし。

―2015年公開 米 124分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:太古の昔に絶滅した恐竜たちを蘇らせたテーマパークを舞台にしたSFアドベンチャーシリーズ第4弾。新たにオープンしたテーマパーク“ジュラシック・ワールド”で巻き起こる事件を描く。出演は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のクリス・プラット、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のブライス・ダラス・ハワード。(KINENOTE)

あらすじ:コスタリカ沖の島に建設された“ジュラシック・ワールド”は、本物の恐竜を身近に体験できるテーマパーク。安全な環境の中で、訪れた家族連れが様々な恐竜たちの動き回る様子を見て楽しんでいた。その全てを監督するのは、出世に意欲的な野心家のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)。そこへ、彼女の2人の甥、16歳のザック(ニック・ロビンソン)と11歳のグレイ(タイ・シンプキンス)がやって来る。相手をする時間のないクレアは、甥たちにフリーパスを渡して自由に見学させる。恐竜たちを蘇らせたのは、遺伝学者ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)。ジュラシック・ワールドの後援者で億万長者のサイモン・マスラニ(イルファン・カーン)の下で研究を続けていたが、パークをビジネスとして成功させるためには、リピーターを増やさなければならない。それには、毎年新しい種を創り出す必要があった。プレッシャーを感じたウー博士は、倫理上の一線を越えて遺伝子操作を行ってしまう。それは、史上初の遺伝子組み換え恐竜の誕生だった。秘密裏に誕生した大型恐竜インドミナス・レックスの性質は謎に包まれており、遺伝子構造に関するデータも機密情報として扱われ、隔離状態で飼育されていた。その生態と安全性を確認するため、クレアはメイン・パークから離れた研究施設に勤務する恐竜行動学のエキスパートで元軍人のオーウェン(クリス・プラット)を訪ねる。そこへ、インドミナス・レックスが逃亡し、ジャングルの奥深くへ姿を消したとの連絡が。それは、恐竜も人間も、パーク内の生き物すべてが危険に直面したことを意味した。2人の甥の身を案じるクレア。彼らは周囲360度が見渡せるアトラクション“ジャイロスフィア”に乗って恐竜の間を回っているのだ。パニック状態の中、救出に向かうオーウェンとクレア。他の恐竜たちも逃げ出し、安全な場所が失われたパークに残された人々の運命は……。(KINENOTE)

監督:コリン・トレボロウ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:クリス・プラット/ヴィンセント・ドノフリオ

ネタバレ感想

このシリーズは恐竜を愛でるためのものだ

高校生の頃、シリーズ最初の作品、『ジュラシック・パーク』を劇場で鑑賞したときには、衝撃を受けた。おもしろすぎた。すばらしすぎた。完璧だと思ってしまった。そして、次作にはガッカリし、3作目はB級的に楽しんだ。その後、だいぶ時を経て公開された本作には、正直何も期待していなかった。そのテンションで鑑賞したものだから、その後、内容を忘れていた。

で、2018年7月に新作が公開されるので、少しずつ予告などが出回り始めたこともあって、やっぱり劇場には観にいくだろうなと思うので、その前にDVDで再鑑賞。あらためて観てみると、なかなか面白い。むしろ、公開当時なぜにさほど楽しめなかったのか不思議なくらいだ。

しかし、やはり、最初の作品に及ばないと思ってしまうのは、作品に対する新鮮味が薄れているからだろうね。つまり、個人的な問題だ。とはいえ、何も考えずに鑑賞すれば楽しめる。深く考えずに恐竜や翼竜や海棲爬虫類らの動きに見とれていればいいのである。このシリーズの存在意義は、そういうところにある(個人的見解です)。

ひとつ、どうしても突っ込みたいのは、主演のオバさんが、最後までヒールを履き続けてたこと。あんなの履いてて走り回れるわけないだろ。ついでに言えば、オーウェンはあの女の何が好きなのか、さっぱりわからん。けど、そういうのはこの作品においてはどうでもいい話である。

炎の王国にも期待

で、次作、『炎の王国』(ダサい副題だなぁ)は、どうなんだろうか。今作の顔ぶれが再登場するし、前シリーズのマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)も登場するらしい。あとは、登場する恐竜たちの種類が過去最高ということなんで、その辺は期待できるかな。いずれにしても、公開されたら早めに鑑賞したい。

恐竜はロマンだ

子どもの頃は古生物学者になりたいと思っていたくらい、恐竜が好きだ。親に買ってもらった図鑑や恐竜関連の書籍を飽きずに読んでいたのは小学校を卒業する年齢くらいまでだったろうか。

その後、いろいろあって古生物学者への道はいとも簡単に閉ざされ(学力の問題ですw)、現在は当時の自分からは想像もできない職業に就いているわけだが、人生なんてそんなもんである。

ちなみに、怪獣だったりUMAだったりも子どもの頃に好きだった。それは、恐竜が好きだったことの延長なのだ。現存しないものに対する憧れと、現存しないけども想像力を掻き立てるそれらのことを、深く知りたいと思ったんだろう。そういう探究心を刺激してくれるのが、この世にいたはずなのに、いない存在なのである。

一部の恐竜は鳥に進化したことが定説になっているが、それよりも、中生代=三畳紀・ジュラ紀・白亜紀にかけて存在したものどもを目の当たりにしたい、知りたいと思わせる欲求こそが、恐竜の持つロマンである。

もちろん今でも、恐竜に対する興味は失っていない。だが、長じるにつれて自分の存在こそが未知のものであると感じるようになった。ある意味では、自分というのは宇宙と同じ意味なんではないかと思うようになった。

だからといって、俺が神なのではもちろんない。俺だけではなく、他者も宇宙である。オカルト話をしていると思われるのは嫌だが、論理的説明はできそうもないし面倒くさいのでしない。そもそも作品に対する何の感想にもなっていないので、もうやめる(笑)。

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