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映画 ジェニファー8 ネタバレ感想

ジェニファー8
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ジェニファー8

ロサンゼルスから田舎町に赴任してきたジョン刑事は直後に起こった殺人事件を担当することになり、事件の目撃者である女性に会う。しかし、彼女は盲目の人だった。事件を追ううちに少しずつ距離が近づく二人であったが、そこには目撃者を葬ろうとする殺人鬼の影が。いったいどうなってまうのか。ネタバレあり。

―1992年製作 米 126分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:自分の殻に閉じこもって生きてきた盲目の女性が、異常な連続殺人の目撃者たり得ない証人となるサスペンス。捜査で主人公に近づき、恋に落ちる刑事をA・ガルシアが演じる。『夕陽に向って走れ』のコンラッド・ホールのカメラワークが素晴らしい。(KINENOTE)

あらすじ:目の不自由な美女ばかりを狙う連続猟奇殺人が起きていた。事件を捜査する刑事ジョンは、次の犠牲者になりうるヘレナを守ろうとするが、思いがけない罠にはまってしまう。彼はヘレナを殺人鬼の魔の手から守れるのか……(amazon)

監督・脚本:ブルース・ロビンソン
出演:アンディ・ガルシア/ユマ・サーマン/ジョン・マルコヴィッチ/キャシー・ベイカー

ネタバレ感想

アマゾンで安くレンタルされてたので鑑賞。この作品が製作されたのは1992年で、日本では未公開だったらしい。確か、サイコキラー作品の金字塔である『セブン』が公開されたのが1995年くらいのものだったので、それ以前の作品なのだ。

『セブン』以降はあの内容に影響を受けたような猟奇殺人鬼ものがたくさん作られて、それは未だにチョコチョコ出てくるわけだが、本作はその『セブン』に先んじて登場していることもあって、まったく存在知らなかったんだけど、アンディガルシアが主演ってことで興味をひかれたのだ。

アンディガルシアというと、俺の中で3大ガルシア作品ってのがあって、それは『アンタッチャブル』『ゴッドファーザー3』『ブラックレイン』のガルシアであって、そのほかの主演作はほとんど見たことがない。最近の歳を食ってからの彼は、ちょっとした作品にチョイ役で出てたりするけども、ともかく、俺の中での3大ガルシアは上の3作品。どれも有名だけど、逆に言うとアンディガルシアって、他に大した映画に出てないという言い方もできそう。

まぁでも、そんな彼の主演作ってこともあって鑑賞したのだ。しかも、共演がユマサーマン。ほかにはジョンマルコヴィッチも出るし、ランスヘンリクセンもそこそこ重要な役で登場する。去り方が何とも悲しいが(笑)。

ということで、存在そのものを知らなかったくらいの作品だから、内容もさして期待せずに観た。そしたら、期待しなくてよかったなぁという感じだったなぁ(笑)。

目撃者が盲目だったーーてのはなかなか面白い設定だが、よく考えたらそれって目撃者ではないわな、見えないんだから(笑)。

とか、そんなどうでもイイ突っ込みはいいとして、この事件の犯人は連続殺人鬼ではあるものの、作中ではそんなに殺人は起きないんだよな。むしろ、謎の殺人鬼に主人公のジョン刑事(ガルシア)が翻弄されて窮地に陥る様が描かれるのが、物語の主な展開なのだ。これはまぁ、勝手に連続殺人が起こるのを勝手に期待してたから作品が悪いわけではない。

とはいえ、ちょいと地味なんだよね。展開も淡々としてて、犯人を追ってる緊迫感あるシーンなのに、ちょっと退屈に感じるときもある。だからまぁ、観終わってみると、日本未公開だったのもわからんでもない。

ジョン刑事は所々で有能さを発揮するんだけど、さっきも言ったように最後まで犯人に翻弄され続けてるだけに見えるし、ラストの犯人射殺シーンとか、あれはいいんだろうか。ユマサーマンに成りすましたランスヘンリクセンの奥さんが犯人に追い詰められたフリして、返り討ちにするんだが、別に殺す必要なかったと思うんだが。

自分の旦那の仇を討ちたかったんだろうとは思うものの、拘束するだけにしておいて、ジョンが奴を逮捕する展開のほうがよかったんではないかと思ってしまった。

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