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映画『ハードコア』ネタバレなし感想 評価不能な内容

ハードコア
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ハードコア(2016)

一人称視点の描写にのめり込めないと物語に没入できない作品だ。俺はダメだった。内容がダメとか以前に、全く集中して観られなかったのである。そういう意味では、好みが分かれるというか、観る人を選ぶ作品だと思う。ネタバレなし。

―2017年公開 露=米 96分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:全編にわたり主人公の一人称視点から映されたSFアクション。見慣れない研究施設で目覚めたヘンリー。妻エステルが機械の手足を装着させ激しく損傷した彼の体を修復させていたところ、謎の組織が襲撃。さらわれたエステルを救出するため、壮絶な戦いに臨む。動画サイトで公開されたFPS(ファースト・パーソン・シューティング)の短編プロモーション映像『HARDCORE』が話題になりクラウドファンディングが成立、長編化された。ヘンリーの協力者を「第9地区」のシャールト・コプリーが、組織のリーダーを「ヴァンパイア・アカデミー」のダニーラ・コズロフスキーが演じる。劇場公開に先駆け、カナザワ映画祭2016にて爆音上映された(上映日:2016年9月24日)。(KINENOTE)

あらすじ:見覚えのない研究施設で目を覚ましたヘンリー。大事故により体が激しく損傷しており、妻のエステル(ヘイリー・ベネット)はヘンリーに機械の腕と脚を装着。そして声帯を取り戻す手術に取りかかろうとしたその時、謎の組織に襲撃され、桁外れの能力を持つリーダー、エイカン(ダニーラ・コズロフスキー)が施設を破壊してまわる。ヘンリーたちは脱出しようとするが、エステルがさらわれてしまう。機械のパーツを取りつけ超人的な身体能力を手に入れたヘンリーは、妻を助け出すため、命がけの戦いに向かっていく。(KINENOTE)

監督・脚本:イリヤ・ナイシュラー
出演:シャールト・コプリー/ダニーラ・コズロフスキー/ヘイリー・ベネット/ティム・ロス

感想

『ノック・アウト』という隠れた駄作(個人的にです)に続き、本作を観賞したことで、俺は一人称視点で撮られた作品を楽しめる体質(性格?)ではないことがわかった。気持ち悪くはならないんだけど、どうしても内容に集中できなくて、物語の展開についていけないのである。だから人物関係とか人物同士の絡みの中とかで、主人公の身に何が起こっているのかさっぱりわからぬまま劇終を迎えた。

もちろん、アクションシーンで何が起こっているかはわかる。わかるんだけども、それらのシーンに全くハラハラもワクワクもできないし、何の興奮も起きないのである。この手の視点のゲームは何本かプレーしたことがあって、それらは楽しめたのに、何で映画だと全然ダメなのかと考えるに、自分自身がコントローラーを使ってプレイヤーを動かせないからなんだろう。この視点で勝手に動かれてジタバタされても、俺には何を楽しめばいいのかよくわからなかったのである。

これならニコニコ動画でゲーム実況でも観てたほうが、自分にとってはまだマシなんではないかと思ってしまった。

これは完全に好みの問題なので、作品の内容を腐すつもりはない。というか、腐すほど集中して観られなかったので、内容をほとんど覚えてないのである。この視点を楽しめる人には、面白い作品なんだと思う。おそらく。

同じような視点で撮られた駄作(個人的に)↓

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