ハングマン(2017)
事件解決にこぎつけたはいいけどボンヤリ鑑賞していたので、何だかよくわからん作品であった。アル・パチーノの渋さがいいので、その点は観る価値がある。ネタバレあり。
―2018年公開 米 98分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:オスカー俳優アル・パチーノ主演、回答者が間違えるごとに絞首台で首を吊られる人の絵が描き加えられていくハングマンという単語あてゲームをモチーフにしたミステリースリラー。監督は「ヴェンジェンス」のジョニー・マーティン。特集『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018』にて上映。(KINENOTE)
あらすじ:ハングマンというゲームに見立てられた凶悪な連続殺人事件が発生。犯罪ジャーナリストのクリスティ・ディヴィス(ブリタニー・スノウ)は取材のため、事件を追う敏腕刑事レー・アーチャー(アル・パチーノ)と彼と組むウィル・ルイニー(カール・アーバン)に同行。次の犯行を未然に防ごうと奔走する3人だったが、24時間ごとに新たな殺人が起きていく。その遺体には、次へのヒントとなる文字が刻まれており……。(KINENOTE)
監督:ジョニー・マーティン
出演:アル・パチーノ/カール・アーバン/ブリタニー・スノウ/ジョー・アンダーソン/サラ・シャヒ
ネタバレ感想
冒頭、アル・パチーノが自分の車を傷つけた奴を追っかけるシーン。あれって何かストーリーと関係あったのかな? 最後まで観ても、どういう扱いだったのかわからんかったのだが、もう一回観て確認しようと思えなかった。というボンクラな感想から始まり、この記事はすぐ終わる。
てことで、事件解決に行き詰まるたびに、パチーノとカール・アーバンとブリタニー・スノウは3人で事件を見直す。するとその中の誰かが閃いて、次に取るべき動きがわかるという展開が繰り返される。そうやって事件を追っていくものの、結局は犯人確保には容易に至らない。もちろん、至ったら作品が終わっちまうので、仕方ないんだけど。いずれにしても、捜査はそれなりに進展してるのに、犠牲者を出し続けちゃうのである。
感じとしては、『セブン』と似たような印象を受けるサスペンスだ。しかし、作品としてはこちらのほうが断然物足りない。ともかく内容がね…。雰囲気は悪くないし、それぞれの人物のキャラもそれなりにきちんと描かれているんだけど、肝心の犯人捜しの緊迫感が薄いというか、謎めいた展開なのにワクワクしてこないというか。
アル・パチーノは安定の渋さだし、ブリタニ―・スノウもよかったけど、警部役のサラ・シャヒという女優さんが美人で、もっとも良かった。初めて観たけど印象的だったな。
ロクな感想になってないけど、他に書きたいこともない。
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