ブラッド・マネー
ここまで性格悪い奴も珍しいーーと思うくらいに登場人物の女子大生の清々しいクズっぷりを鑑賞する作品。最近のジョン・キューザックはこういうショボい映画にばっかり出ている印象だけど、大丈夫なのか。ネタバレあり。
―2018年公開 米 85分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:ジョン・キューザック主演の犯罪スリラー。リンたち3人がキャンプしていたジョージア州の山中で、セスナ機が墜落。翌朝、川に流れてきた大金を発見し、ボートで持ち去ろうとするリンたち。だが、セスナ機を操縦していたミラーが、その後を追ってくる……。共演は「6才のボクが、大人になるまで。」のエラー・コルトレーン、ドラマ『スクリーム』のウィラ・フィッツジェラルド。(KINENOTE)
あらすじ:ジョージア州の山脈。旅行中のリンたち3人がキャンプをしている上空で、ミラー(ジョン・キューザック)の操縦するセスナ機が墜落、炎上する。翌朝、リンたちがいる川岸に4つのバッグが漂流してくる。中を確認してみると、そこには大金が。ボートを漕ぎ、その大金を持ち去ろうとするリンたち。だが、大金の行方を探すミラーが、その後を追っていた……。(KINENOTE)
監督:ラッキー・マッキー
出演:ジョン・キューザック
ネタバレ感想
冒頭に書いた以上の感想がなかなか思いつかないであります。どういう話かというと、まず、引用を参照してもらいたい。で、その後に何が起こるかというと、幼馴染三人組はお互いに反目しあいながら、ジョン・キューザックから奪った大金を自分たちのものにするために逃げ続けるというもの。
自分たちのものと言っても金に執着しまくっているのは3人の中の女子大生のみ。何でそこまで金が欲しいのか。奨学金払いたかったからか、金の心配のない生活がしたかったのかよくわからんが、こいつが終始エゴむき出しで本当にたちが悪い。クズっぷり、ゲスっぷりが清々しすぎるくらい。
で、彼女は幼馴染の男2人を犠牲にして、ジョン・キューザックも返り討ちにして金を持ってトンズラに成功する。ラスト、一つだけ回収しきれなかったカバンが発見されてたぽいので、もしかするとあの後、彼女は警察のお縄を頂戴するのだろうか。そこんとこはよくわからん。
にしても、ジョン・キューザックは最近こんな映画ばっかりに出ている印象だなぁ。どこで道を踏み外したんだろうか(笑)。彼の演じる犯罪者は、金を奪ってきたはいいものの、飛行機から山に落とした金の回収含めてやることなすこと抜かりがありすぎるような。いきあたりバッタリな計画だったんだろうなと思わせる。
運よくライフルを手に入れて3人組の乗るボートを射撃するシーン。結構近距離だったのに一撃も当たらないなんて、ショボすぎないかね(笑)。
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