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映画 ガンズアキンボ ネタバレ感想 元恋人役のナターシャリューボルディッゾが美人

ガンズアキンボ
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ガンズ・アキンボ

―2021年公開 英=独=新 98分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ダニエル・ラドクリフ主演のアクション。仕事の憂さ晴らしにネット荒らしを繰り返すゲーム会社のプログラマー、マイルズ。その行為に激怒した闇サイトを管理する組織のボスによって、両手に拳銃を固定された彼は、最強の殺し屋ニックスと戦うことに……。共演は「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」のサマラ・ウィーヴィング。(KINENOTE)

あらすじ:うだつの上がらないゲーム会社のプログラマー、マイルズ(ダニエル・ラドクリフ)は、仕事の憂さ晴らしに、ネットの掲示板やコメント欄に過激な書き込みを行う“ネット荒らし”を繰り返していた。ある日、いつものように街を舞台に殺し合いをさせ、それを視聴する人気の闇サイト“スキズム”に攻撃的なコメントを書き込みまくっていたところ、目に余る荒らし行為に対して、サイトを管理する闇の組織のボス、リクターが激怒。IPアドレスから住所を特定されたマイルズは、麻酔で気絶させられてしまう。目を覚ましたマイルズは、朦朧とする意識の中で驚愕する。自分の両手に、拳銃がボルトで固定されていたのだ。さらにリクターは、マイルズの別れた元彼女を拉致し、“スキズム”で最強の殺し屋ニックス(サマラ・ウィーヴィング)と戦い、勝てば解放すると条件を突きつける。ゲームの中でしか銃を撃った経験のないマイルズは、 二丁拳銃(=アキンボ)を武器に、この無謀な殺し合いでニックスを倒し、タイムリミットの24時間以内に元カノを救出できるのか……(KINENOTE)

監督・脚本:ジェイソン・レイ・ハウデン
出演:ダニエル・ラドクリフ/サマラ・ウィーヴィング/ネッド・デネヒー/ナターシャ・リュー・ボルディッゾ/リス・ダービー/グラント・バウラー/エドウィン・ライト

ネタバレ感想

前から気になってたので、レンタルで鑑賞。主人公のマイルズを演じるダニエル・ラドクリフといい、イライジャウッドといい、子役の頃から有名なこの二人、最近はけっこうヘンテコ作品に出演してることが多くて、好感度高め。

ダニエルで言うなら『スイスアーミーマン』とか『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』とか、セルアウト路線から一歩外れたような作品に出てて、内容も結構おもしろいからね。

であるからこの作品もそれなりに期待して鑑賞した。ゴリゴリのバイオレンスアクションっぽさを出しておきながら、それを少し外した感じのコメディ的な要素も散りばめられた感じ。そして、主人公の成長を描く中で、わかりやすく、ネット社会を風刺するような内容になっていた。

物語の細部はけっこうザルで突っ込みどころたくさんあるんだけど、コメディだと思えばそんなに気にならないともいえる。ただ、マイルズと、彼を狙うニックスの耐久力が高すぎるのは少し過剰すぎな感もあるけど(笑)。さらに言うなら、ダメ人間だったマイルズが、ニックスにちょっと射撃のコツを教えてもらっただけで、ラストの方ではかなり優秀なガンマンになっちゃってるのも、無理があるよね。そこもコメディと考えればいいんだけど。

面白いのは、マイルズの成長物語でありながら、その展開がさほど予定調和ではないところ。この作品にはニックスのほかに、マイルズの元恋人も出てきて、この2名がヒロイン的な役割を果たしている。であるから、ラストでは成長したマイルズと元恋人がヨリを戻すか、それともニックスと新たに恋仲になるんだろうなと予想してたら、そのどっちにもならない。

元恋人はマイルズの活躍によって助かるものの、人が変わっちゃったマイルズにドン引きしちゃってて、その癖に彼を題材にした漫画でセルアウトしちゃうという。糞扱いするほど悪い性格ではないんだが、物語的な予定調和に陥らずに、マイルズとはヨリを戻さずに自分はおいしい思いしちゃうところなんて、かえってリアルだ。

ちなみに、この元恋人役の女優さんは、アジアンテイストな美人。他の作品を調べてみたら、俺が以前鑑賞した『ソードオブデスティニー』に出てた、ナターシャ・リュー・ボルディッゾっていう人だった。あの作品についても、このブログで感想を投稿してるんだが、それを読んでみるに、該当作では、美人なんだけども、及川光博に見えちゃうシーンもあったようだ(笑)。しかし、この作品では及川に見えるようなことは一切なかったので、化粧とか衣装とかの雰囲気で、かなり見え方が変わるってことでしょうな。

一方のニックスは、いろいろな不幸が重なって殺し屋になってしまったせいか、かなりぶっ飛んだキャラ。この娘が指を失って、マイルズがそれをポケットにしまい込む伏線の回収も、なかなかグロめで予想の斜め上を行ってた。生き残るかと思いつつ、自爆攻撃して死んじゃうし。

で、このニックスを演じてたサマラ・ウィーヴィングて人は、『ザ・ベビーシッター』とかいう、おバカなホラーコメディに出てた人だね。

ラスト、マイルズはどう考えても死ぬだろって状況に見えたけど、その後のシーンで生きてることが判明し、世界中に拡散してしまったスキズムを止めるために動いていることがわかる。しかしまぁ、どうやってあの状態から生き残れたのか、そして、ヒーロー的な活動をする資金をどのように得ているのか、その辺にはまったく触れられずに終わってしまったのは、少しガッカリである(笑)

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