デイシフト
ヴァンパイアハンターを生業とするバドが、大物吸血鬼の恨みを買い妻子を狙われてしまったので、相棒たちと戦いを挑むアクションコメディ。娯楽として割り切って鑑賞すれば、そこそこ楽しめる作品です。ネタバレあり。
―2022年配信 米 113分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:『デイ・シフト』(原題:Day Shift)は、2022年配信のアメリカ合衆国のアクション・コメディ映画。監督は本作が長編映画デビュー作となるJ・J・ペリー。(wikipedia)
あらすじ:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフェルナンド・バレーで清掃員を務めているバドは、実は本職は吸血鬼ハンターである。吸血鬼が密かに暗躍し、そして吸血鬼ハンターも一般人に存在を知られてはいけないという掟がある中で、バドは妻子にも本職を隠し、家族を守るために嘘の理由で別居していた。吸血鬼ハンターであることを隠すためのバドの不審な行動の数々は妻に不倫疑惑を抱かせた。収入も不安定で娘の学費を払うのにも苦労しているため、妻は娘を連れて遠いフロリダにある親元に帰ることを検討しているという。つまりはバドは家庭崩壊の危機にあった。吸血鬼の牙は力の源であり、牙を売ることが吸血鬼ハンターの主な収入源だが、高く売れるのは何百年も生きた大物吸血鬼の牙で、中々手に入らない。バドは吸血鬼を確実に仕留めるためなら手段を選ばず、一般施設の破壊や一般人の眼の前での戦闘など規則破りが多く、以前に吸血鬼ハンターの組合を追い出された。モグリの店ではなく組合に正式に高値で牙を買い取ってほしいとバドは組合を訪ねて一応の許しは得たが、それでも期限までに娘の学費を支払うには足りない。より多くの牙を得ようと決意するバドだが、出戻りの問題児がまた騒ぎを起こさないかお目付け役が必要だとして、組織の事務員であるセスが同行することになった。吸血鬼退治の経験豊富だが荒々しい中年黒人のバド、知識は豊富だが現場を知らない若造白人セス、正反対ながらも二人は親交を深めていく。バドはつい先日に、90歳ほどの老婆の吸血鬼を倒した。その牙には大した値段がつかなかった。だがその老婆は数百年を生きる大物吸血鬼オードリーの娘であり、彼女はバドへの復讐を誓った。オードリーは妙齢の女性の姿をしているが、かつてわけあって人間の娘を置き去りにし、娘が老いてから再会し、永遠の命を与えるために吸血鬼化させたのだ。オードリーはバドを苦しめるために、彼の関係者である妻子、そしてセスをつけ狙う。(wikipedia)
監督:J・J・ペリー
主演:ジェイミー・フォックス/デイヴ・フランコ/ミーガン・グッド/カーラ・ソウザ/ナターシャ・リュー・ボルディッゾ/スヌープ・ドッグ/エリック・ラング/ピーター・ストーメア/スコット・アドキンス
ネタバレ感想
ネットフリックスで配信されてたので鑑賞したのは、ナターシャ・リュー・ボルディッゾが出演しているのを知ったから。彼女が美人なのでけっこう期待してたんだけども、今作の彼女はそこまで魅力的ってわけでもなく、出番も少ないし、そもそも大物吸血鬼のオードリーに脅されてたのに、なんであんな一瞬で心変わりしてバドに協力するようになったのか、ようわからんかったな。
ということで、彼女の件に関しては残念だが、俺が好きなアーティストのスヌープドッグがそれなりの活躍をしてくれるところが、その残念さを補ってくれた感じ。
ガトリングガンを携えて登場し、ラストの散り際もありがちな展開とはいえ、かっこいい。しかも、死んだかと思わせて生き残ってるしね(笑)。
吸血鬼の種類だとか、バドの相棒となる事務職野郎が首切られても死ななないのはなぜかなのかとか、その辺の設定部分を俺はイマイチ理解できなかったが、胡散臭くて外連味のあるハンターの兄弟とか、スヌープ以外にも面白キャラが出てたので、あの辺をうまく使えば続編つくればそれなりに楽しめるんではないか。気軽に観るにはオススメ。
この作品はネットフリックスで鑑賞できます。
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