フリークス・シティ
―2017年公開 米 92分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:映画化されていない脚本を掲載した2010年のブラック・リストで“最も好きな脚本”に選ばれたホラー・コメディ。ヴァンパイア、人間、ゾンビが平和に共存する街に、UFOに乗ったエイリアンが襲来。人間、ヴァンパイア、ゾンビの高校生3人が立ち向かう。出演は「ウォールフラワー」のニコラス・ブラウン、「恋人まで1%」のマッケンジー・デイヴィス、『ハイスクール・ミュージカル』のヴァネッサ・ハジェンズ。(KINENOTE)
あらすじ:アメリカの片田舎にある街ディルフォード。そこでは、ヴァンパイアが上位、人間が中位、ゾンビが下位という身分制度が確立され、平和に共存していた。この街にある日、空を覆い隠すようなUFOに乗ったエイリアンが襲来。そのエイリアンによって平和な共存関係が壊され、街は壊滅状態に陥る。ディルフォードを救うため、人間のダグ(ニコラス・ブラウン)、ヴァンパイアのペトラ(マッケンジー・デイヴィス)、ゾンビのネッドたち3人の高校生が協力してエイリアンに挑むが……。(KINENOTE)
監督:ロビー・ピカリング
出演:ニコラス・ブラウン/ヴァネッサ・ハジェンズ/マッケンジー・デイヴィス/ジョーン・キューザック/デニス・リアリー
ネタバレ感想
ヴァンパイアと人間とゾンビが共生している街にエイリアンが襲来してきてどうなっちまうのかという青春ホラーコメディ。コメディとして面白いかというのはおいておいて、吸血鬼とゾンビとエイリアンの話を一緒くたにごった煮にしてる設定がすごい。
そんで、一応ではあるが、スクールカーストや人種間の差別などをヴァンパイアとゾンビ、人間間の対立を描く中に寓意を込めているようにも感じられなくもない。
てなことで、短い尺の中でそれなりに楽しませてくれる佳作だ。コメディなのでツッコミどころはそのまま突っ込んで楽しめばいいんだけど、ひとつ気になったのが、主人公が野球ができるという設定。あの役者の投球フォーム、どう見ても野球経験あるとは思えないんだが、そこも笑えということだったんだろうか(笑)。
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