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映画 サイン ネタバレ感想 シャマラン監督のお笑いエイリアン侵略もの

サイン
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サイン

―2002年公開 米 107分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:宇宙人の襲来による怪奇現象を描いたスリラー。監督・製作・脚本は「アンブレイカブル」のM・ナイト・シャマラン(出演も)。撮影は「シックス・センス」「リプレイスメント」のタク・フジモト。音楽はシャマラン作品常連のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術も常連のラリー・フルトン。編集は「ザ・プロフェッショナル」のバーバラ・タリヴァー。衣裳は「小説家を見つけたら」のアン・ロス。出演は「ワンス&フォーエバー」のメル・ギブソン、「裏切り者」のホアキン・フェニックス、「リッチー・リッチ」のローリー・カルキン、これが映画デビューの子役アビゲイル・ブレスリン、「エリン・ブロコビッチ」のチェリー・ジョーンズほか。(KINENOTE)

あらすじ:ペンシルバニア州バックス郡。グラハム・ヘス(メル・ギブソン)は妻を交通事故で失ったことにより、神の存在を疑い、牧師をやめて農場を営んでいる。ある朝、ヘス家のとうもろこし畑に巨大なミステリーサークルができていた。最初はいたずらかと思ったが、飼い犬が突然凶暴化。また、世界中に同じことが起きており、町の人々は次々とミステリーサークルから遠い地域に避難していく。グラハムたちは思い出のつまった我が家から逃げるのを拒んでいたが、やがて宇宙人がヘス家に侵入してくる。グラハムの弟メリル(ホアキン・フェニックス)はバットを持って宇宙人と対決し、宇宙人が水に弱いことを発見。グラハムの幼い長男モーガン(ローリー・カルキン)は宇宙人に毒ガスを注入されたが、彼はぜんそくで灰が閉じていたため無事だった。その幸運により、グラハムは再び神の存在を信じるようになるのだった。(KINENOTE)

監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
出演:メル・ギブソン/ホアキン・フェニックス/ロリー・カルキン/アビゲイル・ブレスリン/チェリー・ジョーンズ/M・ナイト・シャマラン/パトリシア・カレンバー

ネタバレ感想

シャマランぱいせんによるSFパニックっぽいお笑い作品。彼の作品って独特の変な雰囲気があるよね。なんというか、盛り上がりに欠けるっていうか、常に物語進行のトーンが一定な感じ。アクションのある作品でもそういう感じを受ける。

で、今作もそんな感じに淡々と物語が進んでいって、劇終を迎える。ただ、つまらないわけではない。今作はけっこう面白い。

ともかくまず、メルギブソンとホアキンフェニックスが兄弟っていう設定が何だか笑える。で、この作品のホアキンってほとんどセリフがない。まぁそういうキャラなんでそれでいいんだけど、彼は全然女っ気がない生活をしているのはなぜなのか。また、ガソリンスタンドで働いているという説明があるものの、彼はいつも家にいるだけで働いている感じは全然ない。

メルギブも牧師をやめて畑仕事しているらしいんだが、こちらもまた、その描写はない。ミステリーサークル騒ぎからのエイリアン侵略までにそれなりに月日が経ってそうなもんなんだけどね。

とか、そんな細部はどうでもよくて、大筋のストーリーはなかなか馬鹿らしくて笑える。まず、エイリアンは人間を捕食しにきたらしい。まぁそれはいい。しかし、宇宙空間移動できる船をつくれるほどの科学技術の持ち主なのに、なぜか兵器を使わずに人間たちには白兵戦を挑んでくるという滅茶苦茶さ(笑)。なんでそんな肉体派なんだよ。しかも、よっぽど自信があるのかと思いきや、バットで思いっきりぶっ叩かれると負けちゃうという。アホなんですか。

ともかく、この茶番とも言えるラストバトルを、メルギブとホアキンが大真面目な顔して演じてくれるので、マジで笑えるのだ。あと、この宇宙人は水に弱いんだって。そんな弱点、防護服とかつくるとか事前に対処のしようはあるだろうに、裸一貫で突っ込んでくる男気溢れる奴らなのだ(笑)。侵略するならもう少し相手のこと調べろよ。

ちなみに、物語の序盤のほうで飼い犬が凶暴化するエピソードがある。でも、もう一匹の犬は凶暴化しないで、エイリアンに殺されてまう。動物はみんな凶暴化するんじゃないのかよ。あの中途半端な設定はなんなんだ。

あと、この侵略は地球規模で起きているらしいんだけど、グローバルに侵略されている描写がほとんどないので、メルギブ一家が自宅周辺でジタバタしてるようにしか見えないのが残念。箱庭間半端ない。まぁでも、笑えるのでいいかな。

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