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映画 コンスタンティン ネタバレ感想

コンスタンティン
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コンスタンティン

悪魔の存在を認知できる能力を持ち、それに対抗する力を持つ男、コンスタンティンが悪魔の息子、マモンの復活を阻止するためにジタバタする話。独特な世界観を楽しめるかどうかで好みが別れそうな作品。ネタバレあり。

―2005年公開 米 121分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:毒舌なヘビースモーカーで、余命1年の超常現象専門探偵・コンスタンティンの活躍を描くオカルト・ファンタジー・アクション。監督はミュージックビデオで突出した才能を見せ、数々の賞を総なめにしてきたフランシス・ローレンス。主演は「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブス。共演は「ハムナプトラ」「スターリングラード」のレイチェル・ワイズ。監督は新人のフランシス・ローレンス。(KINENOTE)

あらすじ:人間の姿に偽装した天使や、悪魔のハーフ・ブリードを見分けられる特殊能力を持って生まれた男、ジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)。自分の恐ろしい能力に絶望して、一度は自殺を試みるものの、失敗。生き返った後は、地球上の悪魔の手先と戦うことで、天国への鍵を手に入れようとする。悪魔研究と黒魔術の専門家で、この世とあの世の境界を日々パトロールしているが、努力が報われないために辛辣な人間に。末期の肺ガンに侵されてもタバコを吸い続ける、ヘビースモーカーである。異変はすでに起こりつつあった。ある日、友人の神父からの依頼を受け、悪魔に取り憑かれた少女のもとへ赴いたコンスタンティンは、いつもの悪魔祓いの儀式の途中で、言い知れぬ恐怖を覚える。長い間保たれてきた天国と地獄のバランスが、崩れ去ろうとしている予感。それを裏付けるように、コンスタンティンの周囲で蠢きだす、不気味な出来事の数々。病魔に冒された現実と、得体の知れない謎を抱え込んだ彼のもとに、女刑事アンジェラ・ドッドソン(レイチェル・ワイズ)が、自殺した双子の姉妹イザベルの死の真相を探るべく、協力を求めにやってきた。アンジェラの頼みをいったんは断ったコンスタンティンだが、その背後につきまとう悪魔の姿を見て、彼女こそが謎を解く鍵を握る人物と知る。アンジェラは、悪魔や霊の存在をまったく信じていないリアリストだが、コンスタンティンと組んで調査を進めるうちに、その可能性を徐々に認めていく。この世とあの世の境界線で、いったい何が起ころうとしているのか?(KINENOTE)

監督:フランシス・ローレンス
出演:キアヌ・リーヴス/レイチェル・ワイズ/シャイア・ラブーフ/ジャイモン・ハンスゥ/マックス・ベイカー/プルット・テイラー・ヴィンス/ギャビン・ロズデイル/ティルダ・スウィントン/ピーター・ストーメア

ネタバレ感想

神と悪魔が実在する世界

公開当時はスルーしてて、レンタルに出てから鑑賞したんだけども、内容をサッパリ覚えてなかったので、今回も新鮮な気持ちで観た。当時はかなりの駄作と感じたからこそ、内容を忘れてしまったんだろうが、こうしてあらためて鑑賞してみたら、それなりの面白味はあったなぁという感じ。

物語の世界観は神と悪魔が実在するというもので、もちろん一般に生きる人にとってはそれらを認知できないので、現実の俺らと神や悪魔に対する認識は同じ。

だけども、主人公のコンスタンティンをはじめとする彼の生活圏には、そうした存在がいて当然と言う前提の中で日常があるので、それらを認知できるがために人生を狂わされ、その存在達と向き合う仕事なり生活をせざるを得ない状況に置かれている。

ちなみに、これを殺し屋のコミュニティが存在する世界に設定を置き換えると後にシリーズ化される『ジョン・ウィック』になるとも考えられますな。という意味では今作に多少なりとも影響されてるのかも。両方とも主役がキアヌだしね。

適当なあらすじ

てなことで、神もいれば悪魔もいて、天国も地獄も存在する世界において、主人公は人間界という狭間の世界にやってくる悪魔を駆除する仕事をしている。

ところが、普段は人間にとりつくだけで実体を現さない悪魔が、なぜか姿を現せるようになっていることに疑問を覚え、いろいろ調べてたら、サタン=ルシファーの息子であるマモンが復活しようとすることを知るのだ。

んで、いろいろとジタバタしながらこいつの復活を阻止するために頑張るというのが、超適当かつおおざっぱなあらすじ。

この独特の世界観がいいんだろうね

でまぁ、こうした神と悪魔の存在を匂わせて、それらと人間が闘う話ってのはたくさんあって、エクソシスト的な悪魔祓いの話から、悪魔や天使が実体を持って登場しちゃう話など、挙げれば枚挙にいとまがない。

そんな中でも今作はかなり荒唐無稽かつ開けっ広げに悪魔が登場するし、ハーフ・ブリードなる、人間と悪魔、もしくは天使との中間的存在を登場させるほか、何だかオタク心がくすぐられちゃう武器などがいろいろ登場する凝りようで、この辺の世界観の作り方が、15年以上も経って続編をつくらせちゃうようなカルト的人気を博しているゆえんではなかろうか。

にしても、キスしそうでチューしないキアヌとレイチェルワイズは、なんか契約でもあったんだろうか(笑)。

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