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映画 ブレスラウの凶禍 ネタバレなし感想 ラストまで二転三転する話

ブレスラウの凶禍
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ブレスラウの凶禍―

―製作年不明 波  93分―

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解説とキャスト

解説:縫い付けた牛革に入れられた死体を皮切りに、18世紀の”疫病週間”に行われた処刑方法になぞらえて殺害された死体が次々と見つかり、ヴロツワフの刑事が犯人を追う。(Netflix)

主演:マウゴジャータ・コズホフスカ

ネタバレ感想

犯人は常に昼間の晴れた日に犯行をしているけど、『セブン』に影響を受けてるんではないかと思われる。で、内容としてはまぁまぁかな。ツッコミどころはなくもないんだけど、話自体は分かりやすく、ある意味で勧善懲悪とも言える内容。

犯人のやってることは頭おかしいし、狂気の沙汰なんだけども、動機に関してはそれなりに同情の余地はなくもない。だが、やっぱり突っ込みたいのは、あのオペラ劇場みたいなとこでの犯行。なんで役に関係ない人間をライブで舞台の上にあげて犯行に及べるのだろうかということ。あとは、何であんな簡単に犯人を警察関係者と認めてしまったのかとかね。

まぁでも、話自体は二転三転あって、主人公の暗い過去を、なるほどああいうオチに利用するのかという意味では感心した。

しかも、こういう物語には珍しく、冒頭に書いたように、犯行が発覚するのはほとんどが真昼間。しかし、おどろおどろしい音楽により不穏な空気が流れており、けっこう緊迫感があるのだ。

そうやって描かれるそれぞれの犯行はけっこうな残虐さで、さらに、手が込んでいるうえに荒唐無稽なのが笑える。牛の革つめてに窒息させるとか、走っている馬の力で引き裂くとかいろいろ。グロいシーンもあるんだけど作りものっぽさ丸出しなんで、特に気持ち悪くはない。短くまとまってるしそれなりに楽しめるので、悪くはない内容でした。

この作品はネットフリックスで鑑賞できます。

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