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映画 ブレインゲーム ネタバレ アンソニーホプキンスの予知能力バトル

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ブレイン・ゲーム

FBI捜査官と医師が猟奇殺人の犯人捜査をするサスペンス。『セブン』みたいな内容かと思わせておいて、後半は地味な超能力バトルな展開になる珍作。ネタバレあり。
―2018年公開 米 101分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスと「ロブスター」のコリン・ファレル競演のスリラー。FBI捜査官から連続殺人事件の捜査に協力を求められたクランシー博士。人並み外れた予知能力を持つ博士は、容疑者が自身以上の能力を持っていることに気づく。出演は、ドラマ『ウォーキング・デッド』のジェフリー・ディーン・モーガン、「ジオストーム」のアビー・コーニッシュ。監督は、「トゥー・ラビッツ」のアフォンソ・ポイアルチ。(KINENOTE)

あらすじ:連続殺人事件の捜査に行き詰まったFBI捜査官(ジェフリー・ディーン・モーガン)とその若き相棒(アビー・コーニッシュ)は、引退した元同僚のアナリストで医師のジョン・クランシー博士(アンソニー・ホプキンス)に助けを求める。博士は娘の死をきっかけに世間から閉じこもり、隠遁生活を送っていたが、この事件には特別な感情を抱き、捜査に協力する。しかし、並外れた予知能力を持つ博士は、この事件の容疑者(コリン・ファレル)が、自身以上の能力を持っていることに気づく。(KINENOTE)

監督:アフォンソ・ポイアルチ
出演:アンソニー・ホプキンス/アビー・コーニッシュ/コリン・ファレル/ジェフリー・ディーン・モーガン

ネタバレ感想

『セブン』か、『羊たちの沈黙』か

この作品は『セブン』とか『羊たちの沈黙』とかその辺の作風を狙ってつくられたんだろうなと思わせる。作品に漂う、どんよりとした雰囲気や殺人鬼が仕掛けてくる意味深なゲーム的展開とかがけっこう似ているからね。後者については、アンソニー・ホプキンスが主演しているからそう思うだけかもしらんけど、今回の彼は、殺人者ではない。その代わり、予知能力を持っている(笑)。

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適当なあらすじ

FBI捜査官のコンビが連続殺人事件の解決の糸口を見つけるため、彼に捜査協力を依頼することで物語は始まる。男性捜査官のジョーは、過去にもホプキンス扮するジョン博士に捜査協力を依頼していて、旧知の仲。

いっぽう、コンビの片割れである女性捜査官は精神分析か心理学の知識があるらしく、予知能力があるジョン博士のことを妄言を吐くジジィ程度にしか思ってない。だけども、捜査を進めるにつれて、この女性捜査官と博士は擬似的な父娘のような関係になっていく。お互いの過去がいろいろあって、そういう関係になっていくのであるが、まぁそんなことは別にこの感想文で書きたいことではないので、適当なあらすじを続ける。

ともかく、予知能力博士の協力を得て捜査を進める中で、犯人に近づいているようでいて、実はそうでもない。FBIは終始、犯人の遊びに振り回され続ける。そのあげく、ジョーは銃弾あびて病院送りになってまう。そこでようやく、ジョン博士は、敵の強大さに気づくのだ。そして、相手が自分より高い予知能力を持っていることを。

事件を降りようとするジョン博士だが、女捜査官にはチキン野郎扱いされて詰られるし、ジョーからは余命が少ないことを吐露される。実はジョン博士はジョーが癌に侵されていることは予知していたんだが、彼には言わないでおいてやったのだ。そしてけっきょく、ジョーは死んだ。

ジョン博士はその後いろいろあって、真犯人と対決することを決意する。で、最終的には女性捜査官の助けも得て、真犯人(コリン・ファレル)を射殺することに成功した――というのが適当なあらすじ。

ホプキンスとコリンファレルの超能力バトル

冒頭にも書いたように、ラストに近づくにつれて、ホプキンスとコリンファレルの地味な超能力バトルみたいなのが展開されていくヘンテコ作品であった。そもそも、こいつらって「予知能力者」という訳があてられてたけど、相手に触れるとその未来が見えるだけでなく、過去のこともわかるらしいので、サイコメトラーでもあるっぽい。

ついでに、後半に近づくにつれ、ジョン博士は未来の自分の動きを予測して、未来を見ながらもその結果にならないように、別の行動を選択している。これって予知するだけでなく、本来自分の身に降りかかるはずの危機を回避して、可能世界をつくりだす能力といえば能力なわけで、シリアス展開の中にかなり荒唐無稽な設定がぶちこまれていて笑える。

特に、コリンファレルが駐車場でたくさんの可能世界で行動しているように見せる描写。もはやスリラーやサスペンス映画ではなく、SF映画になっている(笑)。

で、コリンファレル扮する犯人の狙いってのがけっこうおもしろくて、将来的に、致命的な病魔に襲われることがわかった人物に対して、その人間が病気で苦しむようになる前に、自分の手で殺してやるというものなのだ。

新手の安楽死殺人みたいなもんか。彼はそうした殺人を犯すことは、本人にとってもいいことだし、家族たちにもプラスだという。たとえば、捜査官のジョーは、事件捜査中に銃撃を受けたので、殉職扱いで死ぬ。これによって、保険金的なお金が得られる。仮に本来死ぬべきだった癌の場合は、そうしたお金はFBIから得られずにジョンは死ぬので、家族は困窮した生活を送ることになる云々ーーというような。

なるほど、とは思わせる。殺しがいいか悪いかをおいておくと、全体的にはよいことをしているようにも思えなくもない部分も。しかし、彼の独善的なのは、生死の選択を、殺害しようとしている対象にさせてやらないことだ。自分の信念に基づき、勝手に殺してしまうのである。だから、殺されるほうにしてみると、自分の余命を知らずに殺されているやつもいるわけで、単なる殺され損にしか思えない。

ジョン博士はそういう殺人犯の独善性を非難して、最終的には相手を倒すことに成功するが、実は彼自身が、批判していた殺人犯の行為を、実は自分の娘に対して行っていたというラストの描写で、ずっこける。まぁ、実の娘であるし、合意のうえでやったようにも見えたので、多少質が違うかなとは思うものの、ともかく何だかよくわからん珍作であった。

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