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映画『スモーク(2012)』ネタバレ感想 アナの腋毛は必見です(笑)

スモーク
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スモーク(2012)

ホラーかと思いきや、スリラーラブロマンス的な内容であった。いちおう魔物みたいなのが出てくるけど犠牲になる人間はいないので、血みどろホラー展開は期待しないほうがよい。一応、いろいろの伏線めいたことはあらかた回収して終了するため、それなりにスッキリはできる。ネタバレあり。

―2012年製作 米 90分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:異世界に迷い込んだ男女が謎と恐怖に翻弄されるシチュエーションスリラー。アナの乗っていた深夜バスが何かに激突し、なぜか彼女は自宅のベッドで目を覚ます。人の気配がない街を彷徨ううち、彼女は同じバスに乗っていた男・フレディと出会うが…。(KINENOTE)

あらすじ:看護師のアナは、休暇から自宅へ戻るために深夜バスに乗っていた。もう1人の乗客は、アナの近所に住む漫画家のフレディだと名乗る。その時、大きな衝撃と共にバスに何かが激突。アナが意識を取り戻すと、自宅のベッドの上だった。外に出ると人の気配は無く、街の住人、動物、虫、あらゆる生き物が街から忽然と姿を消していた…。戦慄の異世界に迷い込んだ男女を描く、サバイバル・シチュエーション・スリラー! (「Oricon」データベース)

監督・脚本:ライアン・スミス
出演:スティーヴン・ストレイト/カロリーナ・ワイドラ/マディソン・リンツ/サンドラ・エリス・ラファーティ

ネタバレ感想

手に汗握る展開は期待しないほうがいい

主要な登場人物がアナとフレディという男女の2人のみ。この2人が引用したあらすじにあるように、不可解な出来事を体験し、どんな結末を迎えるのかという物語。ハラハラドキドキ展開はないので、それを期待するとガッカリしちゃうだろう。

霧のようなものに囲まれつつある、無人になった街中に取り残された2人が何とか脱出を試みながら、自分たちの置かれた状況を理解しようと努めるのが物語の大筋。

この2人が出会ったのは深夜バスで、そのバスは道中事故に遭う。で、それぞれ目覚めてみると、街中から人が消えているという。観賞しているほうは、なぜ目覚めたら街に誰もいないのかについて、バス事故が鍵を握っているだろうことは容易に想像がつく。で、数々の映画作品に触れている人であれば、2人はすでに死んでいるのではなかろうかという予想もするだろう(そうではないんだけど)。

よいところ

この作品が面白いと思うのは、登場人物の2人も、異次元に迷い込んだのではないか、実は自分たちはすでに死んでいるのではないか――などと、中盤に至る頃には荒唐無稽な想像をきちんと現実的にあり得ることだと理解し始めることだろう。特に、漫画家志望のフレディにその傾向が強い。そんな想像をめぐらせる中で、フレディは自分たちがこん睡状態にあることを突き止めるのだ。

つまり、2人は現実世界のバス事故の影響でこん睡状態にあり、共通の夢を見ているような感じに、同じ世界をさまよっていることがわかるのである。で、そこを脱出しようともがく中で、それぞれが子どもの頃の記憶を思い出しつつ、今さまよっている世界が自分らの潜在意識がつくりだした場であることと、お互いが過去のある時点で、すでに接触を持っていたことを知っていく。

そして、それが解明されることで2人は昏睡から目覚め、ある意味でのハッピーエンドを迎えるわけだ。

よくわからんところ

だが、ようわからん部分は、そもそも何で2人が同じ夢の世界みたいなところにいたのかってところ。魂が行き着くような異次元の世界だったからだろうか。そこはよくわからん。

あと、最終的にアナはフレディと恋仲というか介護役になることを決意するわけだが、フレディは自分を育ててくれたおばさんを、間接的とは言え焼き殺し(やけどで重傷を負わせただけかも)ちゃっているんだけど、あれは許せるのかということだ(笑)。

確かそのシーンに至るまでのアナの言によって、おばさんは延命装置みたいので延々と生きながらえさせたうえで、死んでしまったことになっている。アナはそんなおばさんの姿を見てきたので、自分がこん睡状態になったら、延命措置はしなくてよいという遺言的なものを残しているようだ。

そこから解釈するとフレディはおばさんを焼き殺してはいないということになる。しかしだな、殺してはいないし、過失だとは言え、そういうことをしてしまった相手のことを受け入れられたのはなぜなんだろうか。

ものすごく昔の出来事だし、霧に囲まれた世界で苦楽を共にして愛情が芽生えたから、そのことは不問にできたということなんだろうか。たぶんそうなんだろうけど、そうやって割り切れるもんなんかねぇ。

アナの腋毛がすごい(笑)

ちなみに、霧の世界の中にいても、体毛は伸びるらしい(笑)。これは無意識の中でも外の世界と同じだけの時間経過をしていることを示しているのだと思うが、女の人の腋毛があんなに伸びているの、始めてみた。まさかリアル腋毛ではないとは思うが、なかなか刺激的なシーンではある(笑)。

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